第5話

第四歩
148
2026/09/05 07:00 更新





























帝襟アンリ
女の子?















アンリが怪訝そうに眉をひそめた瞬間






























潔が差し出したぬいぐるみに視線を落とした





















その途端














アンリの表情が納得と、少しの焦りに変わる






























帝襟アンリ
あ……これ、あなたちゃんのぬいぐるみ
帝襟アンリ
また外に出てたのね……



























潔世一
あなたちゃん……? やっぱり、ここに住んでる子なんですか?
帝襟アンリ
ええ、まあ……詳しいことは私からは言えないんだけど、絵心さんのところにいる子なの
帝襟アンリ
……それで、あなたちゃんはどうしたの?
























潔世一
俺の顔を見たら、急に泣き出しちゃって。そのまま走り去っちゃったんです



















潔世一
追いかけたんですけど、すぐ見失っちゃって……。





















潔世一
これ、その時に落としたやつです


















アンリは小さくため息をつきながらも、優しく微笑んでぬいぐるみを受け取った

























帝襟アンリ
そうだったのね。驚かせちゃってごめんなさいね、潔くん
帝襟アンリ
この子は私が責任を持って届けておくから、気にしなくて大丈夫よ
潔世一
あ、はい。お願いします

























その後




























アンリが司令室のドアを開けると、案の定、


























絵心の膝の上で丸くなってウトウトしているあなたの姿があった





























帝襟アンリ
絵心さん、あなたちゃん。また勝手にお外に出てたみたいですね。……ほら、これ



















アンリがぬいぐるみを差し出すと


















あなたは小さく目を開け

















嬉しそうに両手を伸ばしてそれを受け取り


















ぎゅっと抱きしめた




















あなたはぬいぐるみに顔を埋めたまま













モニターを見つめた


























プリ小説オーディオドラマ