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ねむい……頭ふわふわする……
あれ、僕今まで何してたっけ……
柔らかい光に目をうっすらと開けると、隣にいるヒョンジナと目が合った。
ここは、ベッドの上……?
そうだ、昨日お風呂入った後に……
ヒョンジナが悪戯に微笑んで、昨日の夜のことがフラッシュバックする。
これでもかという程愛を囁かれて、
ヒョンジナの全部を受け入れて、
お互いに求めあったあの時間。
思い出すだけで顔がぶわっと熱くなる。
優しく微笑みを浮かべて、頭を撫でてくるヒョンジナ。
恥ずかしい気持ちと、甘えたい気持ちがぶつかり合って
もどかしい。
……結局甘えたい欲が勝ってしまい、ヒョンジナの胸に
顔を埋める。
ふふ、と小さく笑うヒョンジナ。
永遠に、このまま離れないでいられたらいいな
───なんて思ってしまった。
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🐖🐇side
心当たりがある、だと……?
隣の彼も何かを悟ったように小さく呟いたのを見て、
事情があるのだと確信した。
静かな室内に、彼の言葉だけが響く。
時につっかえ、時に泣きながらも
ゆっくりと時間をかけて、その言葉は紡がれていく。
ずっと隠されていた物語を紐解くように。
目をそらしてはいけない現実を見せつけるように。
そして、話が幕を閉じた時。
全員が同じことを思っただろう。
いよいよ終わりが近づいてきました……
上手く終われるか心配ですが、ぜひ最後までお付き合いください😌💗










編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。