第5話

月島蛍
6,120
2024/08/08 10:52 更新
放課後。


珍しく部活が休みのようなので、体育館倉庫への用事に月島を連れてきていた。
月島
なんで僕....
あなた
そこにいたから
もう一つの理由は、単純に「怖い」という事。

私は閉所恐怖症を患っていて、体育館倉庫は扉さえ閉めれば、薄暗くなって、少しの明かりはあるものの、多分私は症状が出てしまうだろう。
なので、念のために、連れてきていた。











これが間違いだったとか、当時の私は思いもしなかっただろう。

月島は冷静で頭もいいので、ふざけたことはしないし、事情とかも直ぐに判ってくれるだろうと信用していたからだ。






体育館倉庫に、先生の言われた荷物を持って、来た。


あなた
これしまってる間、絶対に扉を閉めないで欲しい、閉まりそうだったら止めて
それだけ言って、荷物をしまい始めた。

大分散らかってるな....軽く整頓でもするか、と、完全に油断していた。







整頓もし終わって、後ろを振り向く。
月島は、不気味に笑っていた。
あなた
...どしt、
月島
あなたの下の名前って閉所恐怖症だよね


信じられない言葉が発せられる。


あなた
な、んで知って、
月島
僕、こう見えて君の事好きなんだよ




さらっとされた告白。


しかし、ドキドキする気持ちになんてならなかった。
月島
君の事なら何でも知ってるよ、ずっと、ずっと見てたから
月島
四六時中監視して、邪魔なものは全部消してきた、君が好きなばかりに




何、言ってるの?
月島
そんな、どんな状態のあなたの下の名前も見てた僕はね、
月島
勿論あなたの下の名前の笑顔も好きだけどね











.
あなたの下の名前の苦しんだ顔が、一番好きなんだ...ッ♡♡
その瞬間、月島は扉をしめた。
あなた
……え、
一気に恐怖感に襲われる。


暗い、閉所、怖い、怖い怖い怖い!!!!
あなた
ヒュぁッ、あッ、!?
.
(♡♡♡♡♡)
.
あなたの下の名前?
あなた
つ、き、いや、開けてッ!!!
必死に月島に訴える。
だけど、月島は開ける素振りもせず、不気味に笑って近づいてくるだけだった。
思いっきり睨んで、殴ってやりたい。


でも、恐怖で足がすくみ、視界が滲んでくる。
謎の孤立感と寂しさ、恐怖に、
頭がぐらぐらして、横に倒れそうになった。


そこを、月島に受け止められる。
あなた
やだ、さいってい、ッ
あなた
ぁ゛、
.
(泣きながら縋ってくるのめっちゃ可愛い♡♡♡♡自分を苦しめてる相手しか頼れなくて、絶望しながら泣いて縋ってくるの最高ッ♡♡♡♡)
.
(あいしてる、愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる!!♡♡♡♡♡)
.
こわい?こわいよね?♡♡♡♡
あなた
怖いッ、こわいから!!、
あなた
暗いのも、つきしまもッ……
.
こわいよね?怖い相手なのに僕しかいないから僕に抱きつくしかないんだよね?身を委ねるしかないんだよね?
.
ムカついて怒って殴りたい相手に泣きながら助け求めるの最ッ高だよ……♡♡
あなた
ひっ、ッッ
ぞくぞくぞく、と恐怖が背中を伝う。

全部怖い、全部怖いのに。


怖い相手から温もりを感じるから。
あなた
ん゛ぅッ、
強引にキスをされる。

色んなところを触られて、キスされて、吸われて、服の中まで手を入れられる。
あなた
いやだ、やだ、、ぁ゛あ゛あ゛!!!!
叫んでも誰も来ない。来るはずもない。
月島
あなたの下の名前ッ、♡あなたの下の名前あなたの下の名前あなたの下の名前♡♡♡♡







.
もう僕のものだね、僕にずっと怯えながら、苦しみながら、……僕のために泣いてね?♡♡♡
ずっと考えてたシチュです。



あ、皆さん地震大丈夫でしたか?

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