第62話

散らかされた浦島坂田船
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2022/01/26 10:50 更新
翡翠「おぉぉぉーぅぅう」


浦島坂田船の櫓に着いた途端、変な声を上げて翡翠が地面を蹴った。
そのまま木の上に姿は消え、地上には私と96と、

━━━━━━散らかされた、がピッタリ当てはまる浦島坂田船の方々。

96「わし志麻セン行く」

『了解』近かったうらた様に駆け寄り、意識を確認した。

『うらた様、亜麻ですか』


う「は、り…坂田を、先に、」

『私はあなた様をこうしたのが亜麻かどうかを伺っております。ただの仲間割れですか?』


けが人の戯言たわごとを聞くほど私は優しくない。無礼だろうがなんだろうが、この人たちを生かすのが私の仕事だ。諦めたようにうらた様は頷いた。

う「多分1番初めに俺らがやられた。次はluzとnqrseの所に行った、と思う…天月はAfter the Rainに合流したっぽい」

息も絶え絶えに、亜麻の行方を教えてくれるうらた様。

96から投げられた包帯と、そこらの木から折った枝で足を固定した。あと少し場所がずれていれば、骨折に足して脱臼だっただろう。

マフィアってのは、どうも残酷な手口を好むものだ。

だが、足を1本折っただけでこの場を去ったのなら、亜麻の目的は。

『・・・やはり、』

う「EveSouだろうな…」

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