第69話

イケメンな後輩を持つということは、こういうこと……
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2025/07/02 02:02 更新


高級ホテルのカウンターで受付をし、綺麗なお姉さんに案内され、エレベーターに乗る。
(なまえ)
あなた
……服装だけまだマシか。
エレベーターまで高級感に溢れていて、庶民の俺からしたら気が遠くなりそうな雰囲気だが、
幸運なことに、タクシーに乗る前に会社でぴっちりとしたスーツに着替えさせられた。
俺は何が何だか分からず流れに身を任せていたが、あれはこういうことだったのかと今になって気づく。
俺鈍感すぎん?
服とメイクと髪をセットしてくれたとうじろに感謝。
kid.
ほんとあなたさんって、なんでも似合いますよね。
ngo.
それな?いつもはダラ~ってしてるのにな!
(なまえ)
あなた
おい、それは貶しているという解釈でおっけ?
kid.
ギャ、ギャップ萌えってことですよ!ね!長尾!
ngo.
お、おう!
(なまえ)
あなた
そっかそっか!
景、お前……命拾いしたな……
晴が居なかったら、俺はお前の髪と服をぐちゃぐちゃにしてたぞ。
というか、晴も景も俺を褒めてくれてるけど、こいつらもイケメンなんだよな。
二人も俺と似たような感じでスーツを着て、髪もメイクもバッチリ決まっている。
いかにも、「美男子」って感じ。
爽やか系とミステリアス系の美男子。(黙っていればの話だが。)
晴は前髪をかき揚げ、景はいつも通り長い髪を後ろで結んでいる。
さっきの案内してくれたお姉さんも少し頬を赤く染めてたし、
あれは、晴か景どっちかに落ちたな。(夢主くんは言うまでもなくイケメンでございます)
道行く人たち全員晴と景のこと二度見してたし……
全く……イケメンな後輩を持つ先輩も楽ではないな……
俺が一人頷いていると、エレベーターが目的の階に着いた。
エレベーターを降りると、その階はとてもシーンとしていた。
このホテルの入り口にもシャンデリアがあったが、この階にはたくさんのシャンデリアがある。
ngo.
これ、壊したら何億になるんだ……?
(なまえ)
あなた
まず壊そうとするな。
景と同じ思考回路だったことは黙っておこう。
エレベーターから少し行った先に、男性が立っていた。
スタッフさん
お待ちしておりました。
そう言って歩き始め、俺らもその男性の後をついていく。
kid.
ヤバい、めっちゃ緊張してきた。
ngo.
俺も……こんなとこに来る機会なんかそんなにないから……
(なまえ)
あなた
お前らが緊張してどうする……俺の方が緊張しとるわ。
こういう高級なところって、一回見学しに来てんじゃないの?
スタッフさん
こちらでございます。
男性は俺らの身長の二倍はある重そうなドアを開ける。
(なまえ)
あなた
おぉぉ……
なんて面白味のない俺の声が響く。
その瞬間、パァンと大きな音が四方八方から鳴り響いた。
(なまえ)
あなた
うおッ……!
全員
3Dお披露目大成功ーーーー!おめでとーーーーーー!
と同時にクラッカーから飛び出した色とりどりのテープが飛び交った。
晴と景もいつの間に準備していたのか、クラッカーを持って笑っていた。
俺は唖然としながらも、こう言った。








(なまえ)
あなた
ありがとな!










俺の最大限の嬉しさと感謝を込めて。










Nusi!
Nusi!
はい!ということでどうだったでしょうか!
Nusi!
Nusi!
そういえば、先週の金曜日メロコ様の3Dお披露目配信だったよね!
Nusi!
Nusi!
まだちゃんとは見てないんだけど、やっぱEN好きだわ…って感じましたね。
Nusi!
Nusi!
最高。
Nusi!
Nusi!
Thank you!
Nusi!
Nusi!
なんも言うことがないからね、ばいばい!

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