第7話

謎は深かった
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2020/10/31 10:39 更新
それからというもの私は美沙乃ちゃんと何度か接触してはいたが、依頼の話は手紙のみだった。
そこから私達はある仮説を立てた。




「ねぇ、なんだかおかしくない?」

「うん、僕もそう思うよ。」


「私ね、こうおもってるのよ、この依頼主って彼女ではないのではないかって」


「なるほど、僕も同意見だよ。」


「ほんとかしら?」


「あぁもちろんだよっ」

そう言って奏也は笑う。本当なのか時々わからなくなる。

これは確認が必要そうだね、奏也も同じ意見だったんだな...ふふっなんだかふわふわする。楽しいのかな?
この依頼、私をもっといっぱい楽しませてくれるかな...




まず、疑問を解決させるために美沙乃ちゃんについて探る。


「現在尾行中。美沙乃気づく気配なし。どうぞ」



「機器の準備okそちらのタイミングに任せる。」



奏也も準備が終わったようだ。私の仕事はカメラを彼女の荷物に紛れ込ませること。
一体どうやって接触しようか...よしこうしよう。
私はすれ違い様に挨拶をした。管理者の姿で。そして、手を振るすきにバックに紛れこませた。


そうして入れたカメラは、奏也が遠隔操作で、美沙乃の家に入ったのだ。




そして、そのカメラから大きな事実が発覚した。



美沙乃は本当の依頼主ではないということが



「やっぱりそうだったのね」

「...どうする?」

「もちろん接触するよ」

「大丈夫なのか?」


奏也は何を心配しているのだろう。違法行為がバレるのが怖いのかな、でもそんな子じゃなかったと思う


「彼女は手慣れではなさそうよ、大丈夫だとおもう」


「...そうだよね」



奏也のこの間、なんだか気になる。
私、信用されてないのかな...どうなんだろう


もしそうなら悲しいな
胸がきゅっと縮まった。
私なにか失敗した?


「ぁ....私頑張るね」


大丈夫、信用して、って言いたかったのに。私、言うのが怖いのかな?信用して、って大丈夫だって...


「琴音、注意忘れないでね」


「うん...」



やっぱり私失敗したんだな。
もちろんが言えないなんてなさけないな




今出来ることは頑張ることだよね、私はもっと頑張らなきゃ。

奏也の期待に添えるかな...?

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