すべての始まりはこの日だった
その日の午前中はジェシーと番組の収録があった
私田中樹、
4年付き合った彼女にプロポーズをする予定です
車であなたの職場まで迎えに来た
指輪は今俺のポケットに入っていて
指輪の重さと俺の緊張が
どんどん大きくなってる気がした
いつもより元気がないように見えた
きょもとあなたは幼馴染で
きょもの紹介で俺らは知り合った
「いらっしゃいませ お2人ですか?」
「田中様ですね 個室へご案内します」
夜景の見える素敵なレストラン
付き合ってから初めてのデートでここに連れてきた
「お待たせしました こちらお料理です」
この笑顔が俺が好きになった理由
この笑顔に俺はやられたんだ
デザートを食べたらプロポーズする
その予定だった
その言葉が理解するのを頭が受け付けなかった
彼女の顔の真剣さに、本当だと分からされた
その理由ならもうダメだ、
俺の事好きでいさせられなかった俺が悪いんだ
あなたは部屋を出ていった
「デザートです、お連れのお客様は、?」
「はい、かしこまりましたお下げします」
「失礼します」
涙で滲んで、素敵な東京の夜景が見えなかった
次の日SixTONESで仕事があった
マネージャーが迎えに来る車にきょもが乗っていた
昨日泣きすぎて目が腫れてないか心配だったけど
案外バレないもんだな
スマホを見ながら聞いてくるきょも
俺の事わかってんなー、笑
きょも、俺、きょもの幼馴染と別れちゃったよ
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝
変なとこ出切っちゃった!!ごめん!!
















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!