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あらすじ。
佐藤の目的はミミだった

すこしふらつきながらもあるく。

とりあえず、うではほうたいでかくす

ミミ、ミミ……

ちいさいときみつけた

えほんでみた

わたしだけのおうじさまがきて

こいにおちて

さいごにはきすをする


そんなことをのぞんだの

ミミが、ルルのおうじさま。


てをさしのべて

こう言う────

そこにいたのは

あなたのあだ名(カタカナ推奨)と、ミミと

佐藤さん。


ぞわっとする、

なんで

なんでここにもいるの

いやだ

いやだ

[たっ]

逃げたい。

にげたい。

さとうさんから

ミミをまもりたいのに

やっぱり

ルルは

ミミがめずらしくおおきいこえをだす。

なんで？

でも

やっぱり

こわいよ

[たったっ…]


なにもかんがえずに、ただただはしる

なにやってんだろ、ルル

しんどいなぁ

どれだけはしっているのだう

そらがおれんじいろになっていく

ぶかつはそもそも所属していなかった

ミミのことをみていたかったから

だから

ぶかつかえりのひとがいるのが

ただただこわかった

じぶんでもわかっていた

いえとはまったくちがうほうこうへ

はしっていること

でも

そんなのきにしなかった

とおくにいきたかっただけ

じぶんでもばかだとおもった

ここがどこかもわからない

すまほのじゅうでんもない


あめがふりはじめる

かさももっていない

どうしよう

どうしよう

まわりをみわたす

…

人。

しんせつなひとのおかげで

がっこうにもどることはできた


すると、いえのかぎも

がっこうにおきわすれていたことを

おもいだした

いろんなことがかさなる。

鬱になっていく。



きょうしつにいく

かぎをみつける。

すこし、いすにすわる

あたまをかかえて

つぶやく。

めのまえがぐわぐわする

さけびごえがきこえてくる

まどからそとをみる

すると、おおきいもんすたーがあらわれていた

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𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝独り