はぁッ… はぁッ… はぁッ…
俺たちは走った
後ろを振り返らず、不安をしまい込み
走って走って走って走って走って走って
力強い雨に打たれながら、
みんなで抱きしめ合った
ずっと、こうして居られたら良いのにな
これからも、みんなで笑えたら…
どれだけ幸せだろう
でも、世界はそんなに甘くない
みんな、お腹が空いている
このままだと、みんなが…!
みんなが居なくなったら、
俺は生きる意味が無くなっちゃう
いつも、みんなを守らなきゃって
リーダーだからって…
でも、この思いは、
みんなの為じゃなくて
1人になりたくないっていう、
自分の為だったのかな











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!