時は一学期末。
もうすぐテストで、図書室でテスト勉強をしてる。
俺たち以外は誰もいない。
俺は国語に苦戦。
周杜は今は数学をしてるし、しのは物理。
勉強が得意なしのは、かなりスラスラ解いている。
とまあ、こんな感じで雑談も挟みながら、課題を進めること、2時間。
しのが今日の分の課題を終わらせた。
この高校には、食堂のとなりにコンビニが併設されてる。
すごいよね。
しのを見送って、周杜とふたりきりになる。
頑張って課題を進める周杜の横顔がかっこよくて、思わず見てしまう。
って、ダメ!!集中しないと!
周杜が見せてくれたのは、英語。
英語は俺の得意分野。
って、近い!!
俺と周杜は隣に座ってる。
かつ、周杜がイスを寄せてて、さらに近い。
肩が触れそうでどきどきしてしまう。
そんな小競り合いをしてるとき、
ぴと。
周杜は俺の頬に、手を添えた。
びっくりしすぎて、心のなかで声にならない悲鳴をあげる。
と、そんなとき
しのが帰ってきた。
どきどきして、課題が全然進んでなかった。
1週間後。
ようやくテストが終わった!
そして、もうすぐ夏休み!!
周杜はしのと一緒に暮らしてるんだよね…?
悲しそうに笑う周杜。
にぱっと笑顔になる周杜。
咄嗟に出ちゃったけど、提案して良かった。
笑顔の周杜を見て、俺はそう思った。
夏休み、楽しみだな。











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!