しにがみ視点
何回聞いても慣れない………
ミカエルって呼ぶのやめて欲しいんだけど
神父様は一応はしにがみって呼んでくれるじゃん!
まぁ……教会にしにがみって可笑しいけどね(((((
あ、ミカエルって言うのは四大天使の1人なんだってさ〜
なんか、「教会に現れた見目麗しい容姿をした者」として僕をミカエルって呼んでる…らしい…?
四大天使だから見目麗しいし、名前の響き的にこれじゃね?みたいに僕の事をミカエルって呼んでるんだよね…………ノリで付けないでほしい((((
僕の何処に羽があるんだろうね??
天使の輪は僕の頭にあるわけ??
まぁ考えても仕方ないか〜………てか!なんで僕がここにいるかを一度整理しておこう
ー5ヶ月前ー
え…嘘じゃん?見るからに怪しいよね?
しかも、壺なんて代表例の1つってくらい有名な詐欺の手口じゃん……
うわ〜……引くんだけど((((
まぁいいや、スティーブさんにでも会いに行こーっと
僕は、母親と神父のやり取りを横目で見ながら家を出た
ーー1時間後ーー
なんだか気持ち悪い笑い方しながら、大事そうにさっきの壺を飾っている母親の姿が見えた
まさか買ったとかじゃないよね?
流石にあれには引っ掛からない……よね??
え、巫山戯んな!?ガチなの!?
でも…何円かによるよね、普通にその辺の壺くらいならまだましだし……
巫山戯んなよ、こいつは何処まで馬鹿なんだ……
でも僕もそんな馬鹿の息子なんだよね………だからいつもぺいんとさんに雑魚って言われるのかな?
うん………もう駄目だ、手遅れだよね…
あんな大金どうすればいいんだぁぁ〜!!
ー翌日ー
会っていきなりちゃん付けとかキモ……気持ち悪過ぎるんだけど
凄く嫌な予感がした
母は刃物のような鋭く殺気だった、獲物を見た肉食獣のような視線が…
神父からは舐め回すような、気持ち悪いベトベトした視線が向けられていた
身売り……その言葉をきいて、僕は確信した
僕を売り飛ばす気なんだ、あんな大金払えないから……僕を売ってお金に変えようとしてる
でも、もしかしたら違うかもしれない
そんな、硝子のカケラのような希望に賭けるしかなかった
硝子のカケラも砕け散って、灰になって消えた
うん……最悪な経緯だね
やっべ、適当な返事過ぎたかも((((
ガチで?あんなのでいいんだ?
こんなの楽勝よ、楽勝!イージーゲームじゃん〜
あ〜…この子達は丘にでも連れて行こうかな
お花が沢山咲いた……丘にねぇ?
この時の僕の顔を見られていなくて、本当に良かったよね
だって、あんな………
嘲笑うような天使なんて、誰も見たくないでしょう?
※1494文字
ー次回小説ー
投稿日:5/10(水)
※間に合わない確率80%(((((
投稿時間:20:00
※間に合わない確率99%(((((
題名:迷路で彷徨う人形
ストーリー紹介
ぺいんとさん視点です!あそこに来た経緯の説明になります〜!
作者から一言
え〜……特に何も…((((
















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!