起きるとお姉ちゃんがまだ寝ていて、外は真っ暗…
そして私たちにかけられている毛布。
姉からは暖かく温もりが感じられる。
一体誰が…
あれ?私はなびお姉ちゃんにお風呂入れって言われてお母さんが帰ってきて出れなくなって…
それに、一日中??
可愛いんだからとちゃかす。
同じ反応でウケるね。
動いた瞬間、私たちの体は痺れた。
幸せそうな私とは裏腹にはなびお姉ちゃんは寂しそうな顔をしていた。
きっと、はなびお姉ちゃんも見てもらいたいんだ。
私が見てあげないと…お姉ちゃんを笑顔にするために
渚が思いっきり抱きついてきた。重いよ…
その時、教室の扉が開いた。
問題児、堀部イトナはいつのまにか私たちのクラスに加入したようで…
ちなみに寺坂組らしい…。
ん??
ありがとう渚、話思いっきり飛びしてくれて。
イトナくんが差し出したのは塩キャラメル、
初めて出会った梅雨の日に一緒に食べたやつだ。
わざわざそれを渡しに?と少し分からんが…
お礼は大事だよね!!
ということで伝えるとイトナくんは耳を赤くして口を開いた。
最後の2人はほんと意味がわからないが様々な反応を見せていた。
すみれちゃんなんてお母さん目線で見てくるし…
みんなからのツッコミになんだから安心する。
1つ…それはきっと恋愛的な意味なんだろうな
でも私は…、
手を差し出し、イトナくんもその手を取り握手する
そしてお互いに微笑みあっていると…後ろに腰が引かれた。
そして引いてきた人の腕にすっぽりハマってしまう。
私がいつも眠くなったり、安心する匂いがする。
み、みんな見てるよ渚!!殺せんせーも!!
最悪だが、そんなところもここの好きなところだ。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。