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第3話

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2024/12/30 03:02 更新
蓮side
俺は高校卒業の頃に耳に違和感を抱くようになった。
その異変にいち早く気づいた父さんが、俺を病院へと連れて行った。すると、俺の病気は遺伝性の可能性があると診断された。
蓮
っ…グスッ
なんで…なんで俺なんだよっ…グスッ
辰哉
辰哉
蓮…
蓮
ねえ父さん…俺なんか
悪いことしたかな…?
辰哉
辰哉
違う…蓮は何も悪くないよ。
蓮
じゃあ、じゃあなんで
難聴になったんだよっ…!
辰哉
辰哉
っ…
蓮
俺はっ…亮平と一緒にいたかっただけなんだっ…なのに、こんなことになって…
辰哉
辰哉
ごめんっ…ごめんなっ…蓮…
父さんは目に涙をためながらただひたすら「ごめんっ…」とつぶやいていた。
俺はこうなったのは自分のせいだと痛感した。
そして俺はそのまま上京し、亮平に別れを告げた。
翔太side
俺は蓮と亮平が8年ぶりに再会したことに対する不安は拭えていない。だが、想いとは裏腹に照の手話教室を紹介することにした。
翔太
翔太
亮平〜?
亮平
亮平
ん?どうしたの翔太?
翔太
翔太
亮平さ、手話覚えてみない?
亮平
亮平
手話?
翔太
翔太
そう。この前蓮と再会した時、あいつ必死に身振り手振りで話してただろ?あれが手話なんだよ。
亮平
亮平
手話、か…
翔太
翔太
少しでも覚えて、想い伝えた方がいいんじゃない?そうすれば気持ちも少しは楽になると思うよ?
亮平
亮平
そう、だね…ありがとう翔太。俺、頑張ってみるよ。
翔太
翔太
ふふ。良かった。これから頑張れよ!
亮平
亮平
うん!
俺はこうして、手話教室に通うこととなった。
早く覚えたいな…
そして俺は、蓮にメールを送ることにした。
亮平
亮平
✉️もう一度、会って話したいな。
すると、返信が来た。

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