🐯 ジフナ〜今週の土日空いてる?
🍚 空いてるけど、なんで?
🐯 お泊まりしよーよ!俺の家で!
🍚 いいよ
🐯 いえい✌️
今日はジフナとお泊まり!
いや〜久しぶりに遊べて嬉しい。
彼女が最近束縛激しいのもあってほぼ毎日彼女といたし他に色々用事被ったちゃって全然ジフナに会えなかったからな〜!
ほんとに、嬉しい
なんか…ジフナ久しぶりに見たら……可愛い
うそ、口に出してたㅎㅎ
なんだろ…心が満たされる感じ。今日はずっと一緒に入れるし最高だね
花火買って家に帰って余った時間はスイカ食べながらゲームしたり明日の予定を話したりした
明日は海に行くってことになってじゃあ浮き輪とか買わなきゃってなって一旦ゲームを中断して買いに行ったり。
浮き輪を買って他にも俺とジフナは無駄にでっかい水鉄砲を買って笑いこけたりㅎ
やっぱり俺はジフナといるのが楽しい
そんなこんなでわちゃわちゃしながら買い物してたらすっかり日が暮れちゃって
家に帰ったらオンマがご飯を用意してくれていた
相変わらず誰も取らないってのにジフナは口にいっぱいにご飯をい入れて黙々とモグモグ食べている
食事に何より集中していてその姿はまるで小動物のよう
あ、きた。なんかモヤモヤする感じ
俺これ嫌いなんだよね。理由も分からないから治し方もわっかんないし
せっかくジフナといるのに最悪の気分
9時前
俺らは花火をするために外に出た
そう言うとジフナから強烈な蹴りが飛んできた
それは俺の足にクリーンヒットして俺は崩れ落ちた
ジフナは今日買った花火を、開けて俺に手渡した
俺は火を準備して花火に火をつけた
火をつけたと同時に勢いよく火花が散る
ふと、俺の目にジフナがうつる
俺に続いて花火に火をつけたジフナは勢いよく出た火花に多少びっくりして
そしてその綺麗な花火を見て心底楽しそうに笑った
その笑顔があまりにもこの綺麗な花火に似合いすぎて俺の目には花火じゃなくてジフナしか移らなかった
目が離せなかった。
ジフナを見ていたら俺の火はもう消えていたらしくそれに気づけなかった
あれ、おかしい。なんか、心臓の鼓動が早い
これ…何?
プルルルルルルル 📞
タイミング悪く俺のスマホが鳴った
俺はスマホを取りだしてジフナから離れた
電話をかけてきたのは彼女だった
俺の彼女はジフナが地雷だから名前出しちゃダメだし俺がジフナとお泊まりしてるなんて聞いたらきっと怒るだろうな……バレないようにしなきゃ
遠くに花火をしてるジフナがいる
俺も早くあっちに戻りたい。花火したいし…もう一度あのジフナの笑顔を見たい
俺がどうにかできないかと言い訳を考えているとジフナの声がした
…タイミング悪いよジフナ…
なんでよりによってこんなに察しがいいんだ……もう大体バレたよ
もう言い訳のしようがないじゃん
全然そんなのした覚えないんだけど。ていうかなんで俺が彼女にこんなに合わせないといけないわけ?
俺はまたジフナの方を見る。ジフナは大きい花火をやりたいようで座って俺を待っていた
その小さい後ろ姿も可愛くて
俺がジフナの名前を叫ぶとジフナは振り返った
月明かりに照らされたジフナは綺麗で。今はただジフナと一緒にいたい
……うん。吹っ切れた
俺はひとつ深呼吸する
俺は電話を切ってスマホの電源も切った
ごめん、でも多分もう俺は君のこと好きじゃない
元々束縛が激しい子…あんまり好きじゃないんだよねㅎ
俺は走ってジフナの元へ向かう
多分スマホを後で起動させたら沢山カトクと電話きてるだろう。
でも今はそんなことどうでもいい
今はただジフナと居たい











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。