第2話

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72
2023/12/14 02:40 更新
ルゥ
ルゥ
ロイ様!
あそこの部屋に女の子が!
ロイ
ロイ
ルゥ!
⋯それは本当だね?
ルゥ
ルゥ
はい! なにか
バリアみたいなものの中にいて⋯
ルゥ
ルゥ
でも カギがかかっていて
ぼく1人では開けられないんです
ルゥ
ルゥ
ケガをしているみたいだから
早く助けてあげたいんだけど⋯
ロイ
ロイ
それは大変だ
急がないと⋯
ロイ
ロイ
⋯チャド
この扉のカギを開けられるかい?
チャド
チャド
ああ 多分ね
チャド
チャド
⋯⋯


ガチャッ


チャド
チャド
お 開いたぞ
チャド
チャド
あとはあの結界を破るだけだな
魔法でもぶつければ開くんじゃないか?
ルゥ
ルゥ
それなら ぼくが⋯
ルゥ
ルゥ
⋯⋯ファイアー!!




ドォオン!!!!



ヒュイーン






ロイ
ロイ
あ! 結界が破れた!
セラス
セラス
⋯⋯
ルゥ
ルゥ
あっ! 危ない!




スタッ




ルゥ
ルゥ
大丈夫? お姉さん
セラス
セラス
⋯⋯え ええ⋯
ロイ
ロイ
⋯ひどいケガだね
チャド
チャド
ベルンのヤツらにやられたんだろうな⋯
⋯⋯くそっ
チャド
チャド
⋯ロイ様
俺 エレンさんを呼んでくるよ
ロイ
ロイ
ああ たのんだよチャド



トタトタ…




セラス
セラス
セラス
セラス
⋯⋯あなたたちは?
ルゥ
ルゥ
ぼくはルゥだよ
お姉さん ここがどこだかわかる?
セラス
セラス
い いいえ⋯
ロイ
ロイ
ここはアラフェン城の地下牢だよ
きみはここに閉じ込められていたんだ
ロイ
ロイ
ぼくはロイ
きみの名前はなんだい?
セラス
セラス
⋯な まえ⋯⋯
マリナス
マリナス
! もしや あなた様は!
マリナス
マリナス
セラス殿?
セラス殿ではござらんか!?
ロイ
ロイ
セラス?
ロイ
ロイ
マリナス 知り合いかい?
マリナス
マリナス
ええ⋯ このわしが セラス殿を
見間違えるはずがありません
マリナス
マリナス
⋯⋯しかし セラス殿
昔となにも変わっていないような⋯
セラス
セラス
⋯⋯セ ラス⋯?
ロイ
ロイ
自分の名前がわからないのかい?
⋯それとも 別人?
セラス
セラス
いいえ⋯たぶん⋯
名前はあっていると思うわ⋯
セラス
セラス
⋯⋯でも ごめんなさい⋯
これ以上のことはわからないの
セラス
セラス
私はどれくらい眠っていたのかしら⋯
大切な なにかを忘れてしまったような⋯
ロイ
ロイ
記憶喪失 かな⋯
⋯⋯困ったね
マリナス
マリナス
ふむ⋯
ここに置いていくのは危険ですな
マリナス
マリナス
一緒に連れていったほうが
安全だと思いますが⋯
ロイ
ロイ
そうだね 
一緒に行って 守ってあげたほうがいい
セラス
セラス
守る? 
⋯それには及ばないわ
セラス
セラス
自分の身くらい自分で守れるわ
どうやら魔法は覚えているみたいだからね
ロイ
ロイ
それならより心強いね!
今戦力が足りなくて困っているから⋯
ロイ
ロイ
魔導士なら歓迎するよ!
ぼくたちと一緒に行かないかい?
ルゥ
ルゥ
ぼくもセラスさんと一緒に行きたいな!
魔法のことなら教えてほしいから⋯
セラス
セラス
魔導士じゃなくて 賢者よ
魔法も杖も ある程度は使えるみたいね
セラス
セラス
でも 勘違いはしないで
私はあなたたちに協力するつもりはないわ
セラス
セラス
このままここにいるわけにもいかないから
仕方なくついて行ってあげるだけよ
セラス
セラス
⋯それでいいわね?
ロイ
ロイ
もちろん! 歓迎するよ!
これからよろしくね セラス!
ルゥ
ルゥ
魔法のこと⋯いっぱい教えてね!
セラスさん!
セラス
セラス
⋯⋯え ええ⋯




スタスタ…



















セラス
セラス
⋯⋯
セラス
セラス
⋯変な人たち⋯⋯
赤の他人を 疑いもせず助けるなんて⋯
セラス
セラス
⋯でも 懐かしい感じがする⋯⋯
特にあのロイとルゥって子は⋯


セラス
セラス
⋯どこかで⋯⋯
セラス
セラス
⋯どこかで会ったことが
⋯⋯あったかしら⋯?





















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