最後となるであろう全面戦争の作戦会議。
その先頭に立ち、会議の進行を務める" プロミス "は手元に書類を持ちスクリーンに、
いくつもの画像を映し出す。
________________" 殻木球大 " " 個性なし "
" 蛇腔総合病院 "の創設者にして現理事長。
個性に根ざした地域医療を掲げ、病院設立後すぐ慈善事業に精を出し始める。
全国各地に児童養護施設や介護施設の開設、個人病院との提携。
気まぐれにも見える遠隔ですが、人々からは敬意とともに受け入れられています。
そして、USJ襲撃事件を始めに保須事件、雄英高校林間合宿襲撃事件、神野事件、エンデヴァー脳無戦闘事件。
この多くの事件に共通すること、それは" 改人 脳無 "が使用されたこと。
改人 脳無は、殻木球大が創ったものだと判明しています。
そして、この病院には関係者も用途を知らない立ち入り禁止の空間があります。
霊安室からのみ通行可能な空間、出入りするのは殻木のみ。
潜入を続け、証拠も手に入れました。
それがこの写真です。
画面に出された画像には、公には出されていない小さな脳無と会話をしている殻木の画像だ。
超常解放戦線の構成員に勘付かれてしまいます。
私たちには、保須や神野でのトラウマがあります。
都市に壊滅的な被害を受け、多くの市民やヒーローに犠牲を出してしまいました。
AFOの逮捕及び拘束出来たものの、No.1ヒーローオールマイトは実質的な引退に追い込まれました。
故に、
_______" 最大戦力 "を持ってこの事案に臨むこととします。
エンデヴァー班は、蛇腔総合病院にいる殻木球大の身柄の確保。
エッジショット班は、超常解放戦線の隠れ家と目される群訝山荘への突入。
これら2つの事案を同時に行います。
また、それぞれの班には後方支援としてヒーロー科の学生たちを配置いたします。
事態の拡大時における住民たちの避難や救助活動を担ってもらいます。
それでもやらなければなりません。
殻木、脳無、死柄木、そして連合…………否、
_______超常解放戦線の『 一斉争闘 』が我々の命題です!!













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。