小説更新時間: 2024/07/07 08:46

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ガラスごしでもなく。

ガラスごしでもなく。
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普通、水族館に行けば魚がいる。



水族館の中の照明が反射したガラスごしに、魚たちは悠々と泳いでいる



ガラスを通して見る以外に、魚が見れるとしたら。



イルカなどの場合はショーで。他の魚は釣りや…もう死んでしまっているのなら日常生活でも見えるだろう



つまり、泳いでいる魚はダイビングなどをしなければ到底見ることができない



陸で生きている魚なんて、いないのだから



……そこでもし、陸で生きている魚が見えると言ったら?



君たちは羨ましがるだろうか。



…現実は、そう甘くはない



普通なら、軽蔑するだろう。



「そんなの見えるわけないだろ」「霊感持ちかよ、気持ち悪い」



これが、初めに出てくる言葉だろう。



…もう一度、そこの貴方に聞きます。




“もし陸で泳ぎ回っている魚が見えると言ったら…どう思いますか?”





チャプター

全4話
1,994文字

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