店主
「 … 本日はどのような者をお求めで ? 」
店主
「 … 見た目は ? 」
店主
「 見た目が良いと高値がつきますが 」
店主
「 … お待ちを 。」
店主
「 129番 、行くぞ 。」
部屋の扉が開いて部屋の子供たちの視線が
店主に集まる 。
その中私の番号が呼ばれた 。
店主
「 もう戻ってくるなよ 。」
店主
「 これで大丈夫でしょうか ? 」
店主
「 … おい 、顔上げろ 」
彼は私の顔を見ると目を少し見開いて
直ぐに店主の方へと顔を向けた 。
店主
「 売れ残りでしたので 、5で大丈夫です 」
彼は私の手を引っ張ると
店の外へと連れ出した 。
外へと繋がる扉が閉まる前に
後ろを見ると 、店主が請求先を見て
驚愕を受けていたように見えた 。
この国は4つの地に分かれている 。
1つ目は北部の北 、続いて東部の東 、
西部の西 、南部の南 。
そしてこの国での権力の上下関係は 、
" 魔法 "
この国の上下関係は 、
魔法が使えるか使えないかで決まる 。
魔法が使えないものは勿論一般庶民 。
もし魔法が使えても使いこなすことが
出来ない場合は 、貴族の元で修行をし 、
その地の貴族に仕える魔道師となる 。
… 魔法を使えるものでも貴族になれない
例外も存在する 。
それは 、
" 魔法を使って悪さをする者 。"
その者は問答無用で処刑され 、
遺族がいた場合 、未成年だったら売られ 、
成年済みだったら地獄のような仕事の毎日 。
私が売られていた理由はこれだ 。
「 # 貴族達のアソビ道具になりました 。」
start
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。