あなたside
ある夢を見た。
家族が遠くにいて、私だけ暗闇にいる夢。
私もあっちに行けば、みんなとお話できるかな…?
私は1歩ずつ足を進める。
その時…みんなが振り返って…。
そういえば、私って、
どうしてここにいるんだろう。
てゆうか、ここってどこなんだろう。
そう聞くと、お兄ちゃん私の後ろを指さした。
振り返るとそこには。
暗闇の中の1つの光に、
ある患者さんを助けるメンバーの姿があった。
その患者は私だった。
なんで私が…?
お母さんは私の肩を掴みながら言った。
そういうお母さんの手に少し力が入って、
本気だと思い知らされるようだった。
私にしか出来ないこと…。
私の…やらなきゃならないこと…。
私はもう一度後ろを振り返った。
みんなは真剣に私を救ってくれている。
私も…それに応えなきゃ。
進もうとしても、足が動かない。
怖いのか?それとも…。
これで死んでもいいと思ってるの…?
みんなのところに行きたいのに…。
また命を救いたいのに…。
足がすくんで動けない…。
どうしたらいいの…?
どうしたら足が動く?
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音羽side
何度やっても戻らない…。
今この彼女に、命はない。
どうしたら戻る?
どうしたら…。
『音羽先生。』
この声は…涼香さん?
そう言って涼香さんの声は消えた。
俺が伝えたいこと…。
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俺がそう言うと、崩れ落ちる喜多見チーフ。
その目からは涙が溢れてる。
俺が言わなかったら…涼香さんは生きれたのか?
もっとなにかしていれば…高輪先生みたいに、
また息を吹き返したのか?
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それでも心マを辞めない喜多見チーフ。
やっぱりこの人は根っからの医者だ。
俺も…なにか出来ないか?
俺にしか…出来ないこと…。
そう思うと同時に、
俺の口は開いていた。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ➸
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はい!今回はここまで!
更新が遅れてしまってすみません。💦
今回もお会いできて嬉しいです!
それではまた次回👋😊













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。