第48話

episode46
1,178
2024/08/12 12:35 更新
あなたside

目が覚めた。
ここは…病院?

私って…タワーで意識を失って…。
それからどうなったんだっけ?

誰かと話していたような…?
家族の声が何故か耳に残っている。
私はそう考えながら、
ゆっくりと体を起こす。
(なまえ)
あなた
頭いた…。
どうやら個室のようだ。
誰もいない、静かな部屋。
(なまえ)
あなた
私って…どうしてここに?
その時。

ガラガラ
音羽尚
目が覚めたんですね。
(なまえ)
あなた
音羽統括官…。
そこには少し怪我をしている音羽統括官がいた。
音羽尚
あれから3週間も眠っていたんですよ。
(なまえ)
あなた
あれから…?
音羽尚
まさか…覚えてないんですか?
(なまえ)
あなた
あぁいや…タワーに行ったのは覚えていて…確か…誰かを助けた拍子に意識を失って…。
それからは記憶が無い。
私はあれからどうなった?
音羽尚
意識を失って、
心肺停止にまでなりました。
(なまえ)
あなた
心肺停止…?
そんな…私が?
音羽尚
何とか持ちこたえましたが、
容体が悪くなる危険性があって、
あなたから目を離していられませんでした。
(なまえ)
あなた
それは…すみません。
音羽尚
…感謝してもらえます?
(なまえ)
あなた
……えっ?
音羽尚
助けたのに謝られるのは嫌いです。
(なまえ)
あなた
…なんか怒ってます?
音羽尚
……別に?
(なまえ)
あなた
じゃあ目合わせてくださいよ。
音羽尚
合わせなくても会話は可能です。
さっきから頑なに目を合わせてくれない。
私…何かした?
(なまえ)
あなた
でも…何か忘れてる気がするんです。
(なまえ)
あなた
意識はないんですけど、
家族と話した気がして…。
音羽尚
…家族?
(なまえ)
あなた
はい…走馬灯みたいな?
音羽尚
人は死ぬと確信した時、
今までの記憶が蘇ってくることが多いんです。
音羽尚
そこまで珍しくはありません。
でもあなたは生きている。
音羽尚
走馬灯が助けてくれたのかもしれませんね。
(なまえ)
あなた
走馬灯が…私を助けた…?
そう思えば…家族以外にも誰か…。
誰かの声が聞こえて…それに向かって足が進んで…。
音羽尚
…別に無理に思い出すことはありません。走馬灯なら尚更です。
(なまえ)
あなた
…分かりました。
でもなんだろう…。
思い出さないと損する気分。

やっとなにかを伝えられる気がしてたのに…。
あれは一体…なんだったんだっけ?
(なまえ)
あなた
…まぁ考えても分からないことは考えない方がいいですよね!
音羽尚
……それはそうですが、
少しは思い出そうとしても良いと思います。
(なまえ)
あなた
あぁはい。
音羽尚
…それでは。
(なまえ)
あなた
……どこに?
音羽尚
今日は大事な会議があるんです。
あなたに関するものです。
(なまえ)
あなた
私に関する…?
音羽尚
あなた先生は欠席としているので、
休んでいてください。
音羽尚
では私はこれで。
ガラガラ🚪

そう言って音羽統括官は部屋を出た。

私に関する会議って…何を話すの?
私って…あの出動で何をした?

そういえば私って…。



































なんであのタワーにいたんだっけ?
あのタワーで何をしてたんだっけ?
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ➸

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はい!今回はここまで!

更新が途絶えてしまってすみません💦
少しの間、休んでいました。

今回もお会いできて嬉しいです!

それではまた次回👋😊

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