第7話

6
63
2026/02/12 10:56 更新
隣国へと向かう馬車の車内。
二人の男の間に、張り詰めた沈黙が流れる。
Wakai
Wakai
随分と馴れ馴れしいな。
君の手は、彼を守りきれなかった汚れた手ではないのか?
ryouka
ryouka
仰る通りです。
ですが、貴方に坊ちゃまを譲る理由にはならない。
 Wakailは不敵に笑う。
Wakai
Wakai
俺なら、彼に新しい名を与え、新しい人生を与えることができる。
俺の国で、俺の妃として。
君は、この 艦の番人として、一生俺たちの傍にいればいい。俺が彼を愛し、君が彼を守る。
この歪な三角形こそが、彼を最も安全に守り抜く形だとは思 わないか?
ryoukaは剣から手を離し、深く溜息 をついた。
ryouka
ryouka
勘違いしないでいただきたい。
今の坊ちゃまにとって、貴方のカが利用価値があると判断しただけだ。
Wakai
Wakai
ああ、それでいい。利用しろ。
その変わり、彼を俺に差し出せ。
me)取り敢えず、一段落です!
  楽しんでもらえたでしょうか?

プリ小説オーディオドラマ