緋八Side
要するにあなた君は魔法が使える子で、
悪用されんように秘密にしようとしてたと。懸命な判断や。
当の本人は昼のこともあり疲れたのか椅子の上で頭をガクガク振っていた。
そんなあなた君をるべがベッドに寝かせる。
そういいあなた君を眺めるるべの視線はとても優しいものだった。
星導Side
怪我も無事に完治し翌日には退院した。
そして今日はディティカとあなた君で初めて会った海に来た。
あなた君が何か思い出せるんじゃないかってことと手がかりを探しに。
だがそこでぅ゙、と苦しそうな声を上げ、頭を押さえて丸まってしまった。
こんなぶっきらぼうな言い方をしているが、
小柳くんもちょくちょくあなたくんの心配をしていたのを知っている。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。