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第15話

13話
26
2026/02/18 09:00 更新

図書室に着くと、どこか見覚えのある人影が目に入った。
あれ、エアコンが壊れてるから人が寄り付かないって話じゃなかったっけ?
というかあれってーーー
N.
まろじゃない?
I.
……?
俺の言葉に反応して、静かに本から顔を上げるまろ。さらり、と彼の前髪が僅かに揺れる。

図書室の中は、
簡易の冷房装置を体育館から引っ張ってきているとはいえ、
涼しいとまでいえる環境ではなかった。

が。

その中でいふまろは、汗1つかかず、優雅にくつろいでいたようだ。

どうやら、このいふまろは、
柄にもなく読書にいそしんでいたらしい。

珍しい、というか、何と言うか。

普段騒いでいるせいかギャップがものすごい。

やっぱ黙ってると美人なんだよな、あいつ…

顔が整ってるから、
静かに図書室でたたずんでいるだけで、
オーラとかそういう類の雰囲気をかもしだしている。

素のスペックの良さを見せつけられた気分だ。

うん。段々腹が立ってきたかもしれない。
I.
なぁんだ、誰かと思ったら ないこたんか〜
N.
読書の邪魔して悪い笑、でも何でここで?
I.
ああ、場所のことか?なんとなく図書室で読みたい気分だっただけや
N.
なるほどね
N.
しかし、珍しいね。
まろが読書なんて
I.
そうか?
N.
いや何、
N.
普段 騒がしいまろが、本を読んでるっていう
N.
イメージがなかったからね
I.
まあな
I.
やけど、たまには静かに本を読むのも一興やろ?
H.
ちょっといふくん?
H.
ドヤ顔でそんな決め台詞言うのは結構なことだけれどね
H.
この僕が薦めた本を字が多いやら文句を付けて3秒で放り投げた
H.
粗暴なクソ野郎は誰だったか
H.
その無駄に良い頭なら
真逆覚えていない、なんてことはないでしょ?
I.
あ、?
I.
誰かと思ったら あほとけやないか
I.
一体 いつの話をしてるんや
I.
もう何年も前の話やろ?
I.
いつまで根に持ってるん
I.
お前はほんと 器の小さいやつやなぁ?
H.
あ の ねぇ .. !!
H.
あー もう、埒が明かないっ
H.
いふくんに構ってる暇ないし
書院先輩呼んでくるね、ないちゃん
N.
あ うん、分かったよ
N.
ありがとう





I.
で、ないこは何でここに来たん?
N.
ん?あー、生徒会として、
N.
書院さん...図書委員長の頼みごとを聞きにね
I.
そか、
I.
せやったら俺も話聞いといたほうがええな
N.
そうしてくれると助かるよ


N.
......てか、まろってさ
N.
ほとけっちのこと気に入ってるよね
I.
は?
I.
なんか言ったか?
N.
いや、何も
ろうら《作者》
お久しぶりです
ろうら《作者》
更新遅くなりすみません
ろうら《作者》
これからものんびりと
投稿していくつもりですので
ろうら《作者》
良ければお付き合いください

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