第9話

8話
55
2025/09/19 15:00 更新
ばぁう
、、、温もり?
てるとくん
そう
ただそう感じただけ
ばぁう
そう、、なのかもな
てるとくん
大丈夫
大丈夫だよばぁうくん
てるとくん
僕が君に貰った分、絶対に君に人の温もりを返すから
ばぁう
俺が、、?いつてるちゃんに?
てるとくん
いつもだよ
てるとくん
人の親を悪く言っちゃうけど自分の子供の世話すらしない親からこんなに優しい子が生まれるんだね
てるとくん
みんなばぁうくんがいないと寂しいんだよ?
ばぁうくんのいい所だったら無邪気にふざけるところも、誰よりも優しいところも、誰よりも熱を持って、友達と寄り添って、、、あげたらキリがない
ばぁう
、、、でも俺、
てるとくん
はいっ
でもとか言わなーい
ばぁう
えぇ、、
てるとくん
ばぁうくんさ、高校入学したばっかで体育の時ぼーっとしてた僕に話しかけてくれたでしょ?「なんでみんなとやらないの?」って
ばぁう
うん
てるとくん
理由言ったあともずーっと気にせず仲良くしてくれて嬉しかったなぁ、、、
ばぁう
んなの当たり前じゃん
てるとくん
当たり前じゃないよ
僕は中学生の頃いじめじゃないけどさ、ズル休みだ、とかサボってるっとかでいっぱい陰口言われてたよ
完全に孤立してた
てるとくん
だから寿命のことなんてどーでも良かった
もっと短くても良かった
早く死にたかった
てるとくん
それなのに君は僕に生きたいって思わしてくれちゃって、死にたくないよ僕
君といたい、、、、!
ばぁう
、、、
てるとくん
ばぁうくん、僕は恩返しするって決めたんだ
てるとくん
泣いていいんだよ
てるとくん
愚痴なんていっぱい僕に吐いて
てるとくん
リスカも何も無理にやめなくていい
てるとくん
相談とか、、難しいかもだけど
てるとくん
ばぁうくんは生きてるから、
まだ生きてるから
生きていられるから、、
てるとくん
ばぁうくん大丈夫だよ

僕は君のこと大好きだよ






抱きしめた君の肩は震えていた
ばぁう
てるちゃん手伝ってよ
しばらく2人で泣いたあと、君が言った
てるとくん
何を、、?
ばぁう
この部屋、片付ける
てるとくん
そう、
てるとくん
こりゃ大変だね
ばぁう
うん笑だからさ、手伝って?
てるとくん
いいよいくらでも付き合う
ばぁう
、、うっしゃやるぞーー!
ばぁう
っていったぁぁっ!?
てるとくん
ええ大丈夫、!?
ばぁう
なんか刺さったぁ、
てるとくん
足の踏み場もないとはまさにこう言うことだね
ばぁう
てるちゃん危ないから座ってて、、
てるとくん
はい、、、
mht side

今日はテストが返される日だ
みんながやばい!とか叫んでいる中で静かに

絶望していた




まひとくん
、、、
まひと母
またこんな酷い点とったの
まひとくん
ごめんなさっ
まひと母
お兄ちゃんはいっつも満点だったよ?
まひともできるはずでしょう?
まひとくん
次はもっといい点とるから、、

お兄ちゃんみたいになるから!
まひと母
そうやって何回酷い点とったと思ってるの!!!
耳鳴りがするようなキーンとした高い怒鳴り声
慣れてしまった
いや慣れてないかも


僕が悪いんだ
お兄ちゃんみたいに出来が良くないから
でも
お兄ちゃんがいなかったら?
お兄ちゃんがお母さんのお腹の中から全部僕の分まで盗んでいっちゃったんだ
まひとくん
ごめんなさい
君が笑えたこと

君が話してくれたこと

君が変わろうとしてくれたこと

ありがとう











君はどうしたの?

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