第34話

: 33
942
2026/04/12 10:00 更新






  haerin .
  haerin .
   先輩のお名前はなんですかー ?   
  you .
  you .
   あー … 私はあなたって言います   
  haerin .
  haerin .
   あなた先輩 … 
私聞いた事ありますよ !!
  haerin .
  haerin .
   確かヒスン先輩と
いい感じなんですよね ?
  you .
  you .
   えっ 、?   







「 あれー 違いましたか ? 」と首を傾げてそう呟く
ヘリンちゃんに何故か怒りがどんどん込み上がってくる

だけどヤンくんの前でどう反論していいか分からなくて
持っていた本をぎゅっと握って俯くことしか出来ない






  haerin .
  haerin .
   ヒスン先輩いいですよね ー
すごくお似合いだと思いますよ !!
  you .
  you .
   いや … 私ヒスン先輩のこと好きじゃ 、   
  haerin .
  haerin .
   あっ ジョンウォンくーん !!   
  haerin .
  haerin .
   私この本借りていい ?   
  jungwon .
  jungwon .
   えっ あぁ … うん   






私の反論に被せるように言葉を呟くヘリンちゃん

'' 絶対わざとだ … '' と呆れてればヤンくんに向けていた
視線をこちら向けて フッ と嘲笑われた






  haerin .
  haerin .
   私この作者さん
大好きなんだよねー !!
  haerin .
  haerin .
   ジョンウォンくんもこの本好き   
って言ってなかった ー ?
  jungwon .
  jungwon .
   あーうん よく読んでたかな   
  haerin .
  haerin .
   私たち好み合うね !!   






ふたりの会話を聞いていれば
まるで図書室に私が存在しない感覚に陥ってくる

カウンターの机に肘をつき上目遣いで話すヘリンちゃん

あんなのされたらヤンくんも恋に落ちちゃうよ … と
嫌でもそう思ってしまう

もう本も借りずに帰ろう と決心し 回れ右をして
元あった本棚へと1歩ずつ歩き始めた

'' 私もヤンくんとああやって話したかったな … ''
せっかくのビジュアルチェックが台無しだ

元あった本棚に着き本を返そうとした 時だった






  jungwon .
  jungwon .
   先輩それ借りないんですか ?   
  you .
  you .
   ぇ ヤンくん … なんでっ 、   






さっきまでヘリンちゃんとの会話が聞こえていたのに
いつの間にかその会話は聞こえなくなっていて
気が付けば私の右側にはヤンくんの姿があった






  you .
  you .
   ヘリンちゃんと話してたんじゃ …   
  jungwon .
  jungwon .
   別に …   
  jungwon .
  jungwon .
   向こうが一方的に話してただけです   
  you .
  you .
   そっ 、か … ㅎ   






いつも通りの冷たい口調に思わず笑みが零れる

けどその口調よりも私の元に来てくれた
その事実が嬉しくて笑みが零れたのかもしれない






  jungwon .
  jungwon .
   … なに笑ってるんですか   
  you .
  you .
   いやー ?  別に ? ㅎ   
  jungwon .
  jungwon .
   怖いですよ   






この出来事で舞い上がる私はちょろいのかもしれない





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