第35話

: 34
560
2026/04/25 10:00 更新






  you .
  you .
   あれ ヘリンちゃんもう帰ったの ?   
  jungwon .
  jungwon .
   そうみたいですね   






カウンターの方へと戻ればヘリンちゃんの姿はなかった

多分ヤンくんがこっちに来たから怒って帰ったんだ
と 馬鹿な私でも予想がつく

変に相手されないといいけど … と思いながら
ヤンくんに借りたい本を差し出した






  jungwon .
  jungwon .
   先輩こんな難しい本読むんですね   
  you .
  you .
   まぁね   
  jungwon .
  jungwon .
   文明発展と歴史の軌跡 …   
  jungwon .
  jungwon .
   ほんとに読むんですか ? これ   
  you .
  you .
   よ 、読むから借りるんでしょ !!   






なんて勘が鋭いのだろう … 流石ヤンくん と感心しつつ
適当に本を取ったことがバレないように振る舞う






  jungwon .
  jungwon .
   先輩が前借りてた本はなんでしたっけ   
  you .
  you .
   前借りてたのは一期一会ってやつ   
  jungwon .
  jungwon .
   へー … 一期一会   






「 下らなさそうな題名ですね 」とか言われるかな
なんて思ってたのに案外興味津々そうなヤンくん

'' もしかして恋愛話とか興味あるタイプ !? '' と
思い恐る恐る聞いてみる






  you .
  you .
   ぇ … もしかして興味あるの ?   
  jungwon .
  jungwon .
   は 僕がですか ?   
  jungwon .
  jungwon .
   興味なんてないですよ   
  jungwon .
  jungwon .
   ただ姉が読んでたので   
懐かしくなって
  you .
  you .
   あぁ 、なるほどっ //   






'' ヤンくんお姉さんいるんだ '' という初耳の事実と
勝手に勘違いをしてしまっていたことが恥ずかしくて
今の私の感情はすごくぐちゃぐちゃだ

それを紛らわすようにヤンくんに提案を持ちかけた






  you .
  you .
   じゃあ一期一会読んでみる ?   
  jungwon .
  jungwon .
  今ですか 、?   
  you .
  you .
   うん !!   
  you .
  you .
   結構面白いし … オススメだよ !!   
  jungwon .
  jungwon .
   まぁ … 先輩がそう言うなら   






あと15分ヤンくんは図書室に残ってないとだめで
その時間を活用してふたりで本を読む誘いに成功

本棚がズラっと並んだその奥にある机に本を置き
ふたり並んで隣同士で座る

少し動けばヤンくんの制服が当たるくらいの近さで
誘ったのは私の方なのに鼓動は速くなるばかり






  jungwon .
  jungwon .
   ほぼ絵だけですね   
  jungwon .
  jungwon .
   ズッ友 … 
こんな言葉初めて聞きました






初めて読むジャンルの本に興味津々で
隣でパラパラとページをめくっていくヤンくん

そんな姿が可愛くて仕方なくて頭を撫でたいくらいだ

本には目もくれずヤンくんの横顔を眺めていたら






  jungwon .
  jungwon .
   先輩 、どこ見てるんですか   
  you .
  you .
   えっ 、!? //   
  you .
  you .
   あぁ … えっと 、//   
  jungwon .
  jungwon .
   そんな見ないでください   
  jungwon .
  jungwon .
   普通にっ … 恥ずいんで //   
  you .
  you .
   へっ 、あぁ ごめっ //   






片手で顔を隠しながらそう呟くヤンくんに
もっと胸は高鳴って顔に熱が籠っていく

ねぇ … ヤンくん その気持ちは ………






  you .
  you .
   ずるいよっ //   





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お久しぶりの投稿すぎてますねㅠㅠほんまにお待たせしました><






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