苦しくて、辛い毎日。
『また何かされんだな』とか思いながら重い足を動かせる。でも、今日は違ったんだ。
ある、1人の少女が苦しんでいた。
「〜ッグス」
泣いていた、泣いていたんだ。
私はどうして泣いているもかも知らず傷だらけの机に向かった。
たまたまあの少女と隣の席だったので彼女の机を見てみると
『死ね、消えろ』
とか色々書いてあった。私と同じイジメにあっているんだ、とこの時初めて知った。少々立ち止まっていると少女と目が合った。そこで彼女は口を開いた
「君は、私と友達になってくれる?」
震えた声だった。でも、今この状態で「無理」と言ってしまうとダメな気がする。だから頷いて彼女の頭を撫でることしか出来なかった












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!