※監禁シチュです
二子side
窓のない部屋。ここがどこなのか、未だに分からない。
分かっているのは、僕の足首に繋がれた冷たい鎖の感触と、毎日決まった時間に現れる「彼」の足音だけ。
ガチャリ、と重苦しい電子音が響いて、ドアが開いた。
現れたのは、潔くんだ。
彼はいつも通りの、春風のような穏やかな笑顔を浮かべて僕に近づいてくる。
その手には、僕の大好きな食事のトレーが乗っているけれど、今の僕にはそれが毒のように見えた。
僕の細い震え声を聞いて、潔くんは困ったように眉を下げた。
彼は僕の隣に腰を下ろすと、まるで壊れ物を扱うような手つきで僕の頬を撫でる。
その瞳は、一点の曇りもなく僕を愛してると告げている。
けれど、その奥にあるドロリとした暗い熱に、僕は背筋が凍るような感覚を覚えた。
拒絶を言葉を紡ごうとした唇は、強引に塞がれた。
潔くんのキスは、言葉とは裏腹に酷く乱暴だ。
僕の口内に躊躇なく舌を割り込ませ、粘膜をこれでもかと蹂躙する。
逃げようとしても、後頭部を大きな手で固定され、酸素を奪われていく。
潔くんはふわりと微笑むと、そのまま僕をベッドに押し倒した。
彼の細い指が、僕の服を無造作に剥ぎ取っていく。
あらわになった僕の肌が、冷房の効いた空気に触れて震えた。
潔くんは僕の懇願を無視して、自分のズボンのホックを外した。
目の前に現れた、彼の凶暴なまでに昂ぶった塊。
それを見ただけで、僕は喉の奥が引き攣るような恐怖を感じる。
さっきまでの優しい声が、一瞬で氷のように冷たく響いた。
潔くんの大きな手が僕の髪を掴み、無理やりその塊へと顔を押し付ける。
喉の奥まで無理やり突き立てられる硬い感触。
涙で視界が歪み、生理的な拒絶反応でえづいてしまう。
けれど、潔くんは容赦なく腰を振り、僕の口内をめちゃくちゃにかき回した。
ドロドロに溶けたような彼の表情。僕は苦しさに喘ぎながらも、彼の要求に従うしかなかった。
しばらくして、潔くんは満足したのか僕を解放した。
銀の糸を引きながら、僕はシーツの上に倒れ込む。
けれど、休息は与えられない。
潔くんは僕の細い両足を強引に左右に割り開くと、何の準備もなしに、その熱を僕の奥へと一気に叩き込んだ。
裂けるような痛みに、僕はシーツを指が白くなるまで握りしめる。
彼は僕の痛みを愉しむかのように、わざと深く、激しく突き上げた。
ごちゅ、ごちゅと重い衝撃が内蔵を叩き、逃げ場のない快楽が脳を白く染めていく。
嫌だと言っているのに。
それなのに、僕の体は彼の動きに合わせて熱を帯びていく。
何度も何度も、一番弱い部分を執拗に抉られ、抗えない快感に腰が勝手に跳ねてしまう。
一番奥、脳が痺れるような場所を突かれ、僕の視界が火花を散らした。
恥ずかしいくらいに高い声が漏れてしまう。
悔しい。怖い。逃げない。…なのに、もっと奥まで欲しがっている自分がいる。
潔くんは意地悪く、僕の敏感な場所を何度も、何度も繰り返し打ち抜く。
抗おうとする意識は、波のように押し寄せる絶頂の予感に飲み込まれていった。
僕の体は限界を迎え、情けなく震えながら熱い熱い液を吐き出した。
それと同時に、潔くんも僕の奥深くに、ドロリとした熱い精液を容赦なく流し込んでくる。
嵐のような時間が過ぎ去り、部屋には僕たちの荒い呼吸音だけが響いていた。
潔くんは、ぐったりとしている僕を優しく抱き上げると、そのまま浴室へと運んでくれた。
あんなに乱暴だったのが嘘のように、彼は温かいタオルで僕の体を丁寧に拭いてくれる。
彼はそう言って、僕の額にそっと口づけを落とした。
その瞳は、やはり心底僕をいと愛おしんでいる聖者のような輝きを放っている。
僕が掠れた声で呟くと、彼は僕を壊れ物を扱うように強く抱きしめた。
鎖の繋がれた部屋で、彼は僕に微笑みかける。
僕は、潔くんに体を許したあと、彼から必ず与えられる「優しさ」と言う名の毒に、少しずつ、けれど確実に蝕まれていくのを感じていた。
逃げ出したい。
けれど、彼に抱かれているこの瞬間だけが、世界で唯一の安らぎであるかのように感じてしまう自分を、僕は心の底から呪った。
リクエストありがとうございましたーっ!!
行為中はえげつない愛を呟くドSでヤンデレな潔、行為後は激しいのが嘘だったかのように、行為中とは打って変わって優しくなるDV気質のある潔がポイントですっ!
されるがままの二子、いいですね……笑笑
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。