第22話

19話
11
2026/02/22 11:17 更新
白神雪希
白神雪希
お知らせを見ていただけたかたは知っているでしょう。この小説は強制的に完結になります。
白神雪希
白神雪希
でもこんな状態で完結なんて、納得できない終わり方で私も嫌です。
白神雪希
白神雪希
だから、どうにかハッピーエンドに持っていきます。
白神雪希
白神雪希
批判はしないでください。できるだけ頑張るので。





(なまえ)
あなた
あーもう!
 暗い部屋の中、そしてほのかに灯る光。

 その下で、僕は机に向かい、問題集を解いていた。
(なまえ)
あなた
だからここは23で〜……
(なまえ)
あなた
……あー全然わかんない
僕は壁に画鋲で貼り付けた、『受験まであと◯◯日』という大きな紙と、『目指せ!めろぱか学園!』という学校ポスターを眺め、ため息を吐いた。
(なまえ)
あなた
めろぱか学園、行きたいのに……
 この学校は、みんなで一緒に入ろうと決めた学園だ。

 ここなら、なろ兄や翔さんも卒業していた学園で、動画投稿の技術も学べる。

 みんなで青春をしたい。そんな思いで決めた。

 ……でも、成績の悪い僕には遠い道だ。

 あと10、20点は点数を上げないといけない。
なろや
なろや
……あなた、大丈夫?
(なまえ)
あなた
……大丈夫だけど
 眠気と勉強のストレスで、少しぶっきらぼうに返事をした。

どうやら差し入れに来たらしい。

でも、今はそれどころじゃないんだ。この優しさも、今感じてみるといらない。

 なろ兄はそんな返事でも、ニコニコと笑顔を返して近寄ってきた。

そして僕のノートを覗いた。
なろや
なろや
うっわ〜、大変そ〜だね
(なまえ)
あなた
……うるさい
なろや
なろや
あっはは、ごめんね
 そんなうるさい声を無視して問題集へ向き合う。

眠気と空腹、そしてこのうるさいのがいるから、余計気が散る。
なろや
なろや
……ねぇ、約分忘れてる
(なまえ)
あなた
……え?
 早く解かなきゃ、早く追いつかなきゃ。そう思っていた時、冷たく静かな声が聞こえた。

約分? 慌ててさっきの問題を見る。

本当だ。ここは2で割れるのに。
なろや
なろや
……あなたはさ、焦りすぎて答え書くで終わりにしてる。答え書く位置本当にあってるかとか、ちゃんと確認しな?
そういえば解答欄がずれて、とんでもない点数を取ったことがあったっけ。

脳裏にチェックでいっぱいな解答用紙が浮かんだ。
(なまえ)
あなた
……ありがと
 そしてまた、問題集に向き合う。

なろ兄は僕がノートに解答を書いていく様子を見ながら、アドバイスをして行った。

二週目に入った時、先ほど解いた時よりも丸の数が多くなっていた。
なろや
なろや
ほら、ちゃんと落ち着いて見れば点数も上がるでしょ? まず勉強で大切なのは、自分が落ち着くことと自分の体調が万全であること!
なろや
なろや
てことで、ご飯食べな!
 そう言ってなろ兄は僕の口に小さなおにぎりを押し込んだ。
(なまえ)
あなた
んむっ!?
(なまえ)
あなた
……美味しい
なろや
なろや
でしょ? それじゃあ受験も頑張ってね
そう微笑んで、なろ兄は部屋から出ていき、去り際に
なろや
なろや
──応援してるから
と言った。
(なまえ)
あなた
……僕──いや、僕たちなら、出来るよね
そしてまた、机へと向かうのだった。





白神雪希
白神雪希
背景を変えるので切ります。

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