一通り感情を出し切った私たちは落ち着こうということになりお互い向かい合うようにリビングの机に座り話をすることになった
寂しそうな顔をするロレを見るのが辛くて記憶を必死に辿るけど結局何も思い出せない
ずっと思っていたことを最大限の私の語彙力でロレに伝えた
これを伝えることで今までのいつも傍にいたのにただの後輩のように扱ってて、
、、、偽婚約者が現れてもはっきり答えずに曖昧な返事をした私のことをどう思っていたのだろうか、
これでロレの気持ちがちょっとでも軽くなってくれればいいなって思うのは自分勝手なんだろうけど
笑いながら窓の方を見つめるロレは今まで以上に綺麗だなと思ってしまった
たしかに、ほかの記憶は覚えていてロレも覚えていた
でもロレとの記憶だけないのだ
顔を一気に真っ赤にしたロレを横目に私は色々と思考を巡らしていた











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。