
ふーん…

なるほど

よく分かんないけど、記憶がないんだね

はい....

本っっっ当に、

なにも覚えてなくて....

覚えてるのは名前くらいです...

じゃあ、名前言ってみ?

小夜 枸橘です。よろしくお願いします。

......

覚えられないから、コウって呼んでもいい?

あ、大丈夫です...
(そのくらい覚えろよッ!)

僕は凍玻璃 卯木。よろしく

....?

一人称 僕?

え、うん。そうだけど?

え?

うん?何?

男だったの?!

え?!

そうだよ

今気づいたの?w

ヾ(・ω・`;))ノぁゎゎ

大変申し訳ありません

もう敬語辞めて?

恥ずかしいし

え?

コウの方が年上に見える

はい

....じゃなくて、

わかった

じゃあ都まで行こっか?

で、でも....

家も、どこか分からなくて...

そんなの分かってるよ!

僕の家、おいで?

あぁ、ありがと

(それにしても、)

(近くで見れば見るほど綺麗な顔立ちだな...)

(本当に男なのか...と、疑わしいくらいに)
そうして俺は、
森で出会った卯木と、
都までの道を、歩いて行った。

てゆーかさ、

?

声で気づかなかったの?

男だって

いや、程よく低い声なので(?)
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