前の話
一覧へ
次の話

第38話

バッドエンド
816
2023/09/10 01:45 更新
黒川 鴉
黒川 鴉
皆さんこの小説ではお久しぶりですね
黒川 鴉
黒川 鴉
最近この小説をお気に入りしてくれる人が多いので
黒川 鴉
黒川 鴉
せっかくだからバッドエンドも書こうと思いまして
黒川 鴉
黒川 鴉
前置きはこのくらいで本編をどうぞ























あれからあなたの下の名前は起きていない
夢主の恋人
…起きてよ…あなたの下の名前…
息が止まっている状態から動けたのが
まず奇跡らしい
夢主の恋人
ねぇ…ポロポロ
ピッピッピッ
病室に響くこの心電図の音
夢主の恋人
起きてよぉ…ポロポロ
名前を呼んでも
泣いても
彼はもう撫でたり抱きしめたりはしてくれない
夢主の恋人
なんで…ポロポロ
まだ少しだけ暖かい彼の手
大好きな彼の手
どんなに辛くても笑ってくれた
私の救い
夢主の恋人
ばか…ポロポロ
なんで離れちゃうの
なんで頼ってくれないの
夢主の恋人
?…ポロポロ
彼の荷物の一つから
小さな箱が見つかった
夢主の恋人
なんだろ…ポロポロ
開けてみると
指輪だった
少なくとも彼にこんな趣味はない
そして一枚紙も見つかった
『あなたの恋人の名前に渡す大事なやつだから無くさない』
彼の字で
それで全てを悟った
彼はやっぱり私の大好きな人
ちょっぴり不器用な
優しい優しい人
夢主の恋人
愛してる…あなたの下の名前…
私は…彼を嫌いにはなれない
自己犠牲が激しいけど…
それでも私の大切な恋人だ
ありがとう
あなたの下の名前










バッドエンド
   目覚めない彼

プリ小説オーディオドラマ