第2話

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2026/01/05 00:53 更新



此処は都外れの少し小さな村。

人間もいれば、鬼も、魔物も、エルフも、獣人も、たまに天使や悪魔もいる、普通の村。
そんな村の教会の前で老婆が子供達にこの地に伝わる言い伝えを話していた。




昔々のその更に昔。
神と言われる者たちが表立って活動していたとき。突然、神々が暴走し、争い始め世界は混沌に陥ってしまった。
争いは十年、二十年、三十年…と長い間続きました。
そして五十年が経とうとしたある日、突然一人の人間がこの地に現れ、三日三晩寝ずに祈祷を捧げ続け、神々の怒りを鎮め、争いを終わらせた。

争いが終わり、再び大地は蘇り、草木に花、が咲き乱れ、透き通る川が流れた。
そこに住む者たちは喜びその人間を英雄として讃えた。

神々はその人間を大層気に入り、その人の願いを一つ叶えてあげることにした。
そして人間はこう答えた。

『どの種族も差別なく過ごせる地にしてほしい』

と。神はそれを聞いてますます人間のことを気に入った。
神々はすぐに願いを叶えるため、この地全体に加護を授けた。

そのお陰で今も尚戦争がない平和が続いているのだった。







だが、このお話には続きがある。

英雄はどんなに凄くても人間である。数十年もすれば寿命で死んでしまう。
それを神々は許さなかった。

英雄が死んで、転生してしまえば二度と会えなくなってしまう。
それが嫌だった神々は英雄を天使にして自分たちのものにしてしまおうと考えた。
神々は英雄の下へ行き、すぐに天使にしてしまった。
そして英雄は永遠の命と、純白の翼、沢山の能力、そして神の加護という名の呪いを授かった。

神々は勿論のこと、人々も英雄がずっといてくれることに喜んだ。



そして英雄は今も何処かでこの地を見守っているのである。
































老婆
……おしまい
子供達
凄ーい!
子供達
その人って本当にまだ生きてるの?
老婆
ええ。今もこの地で私たちを助けてくれているのよ









老婆
まぁ、私も会ったことはないけどね
子供達
えー!
子供達
ないのかよ!
子供達
怪しいー
老婆
フフフ






こんな平和な時間もきっと、“英雄“のお陰である。






























作者
にじさんじはにわかです。
作者
解釈不一致もあると思いますがご了承下さい

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