俺___赤村ハヤトは、同じ団体行動をしているやつらといっしょに、とあるアトラクションの前に立っていた。
俺たちの団体は、俺、ウサギ、マドカ、ライオン、寧々、千秋だ。
マドカとライオンが安全だといったアトラクション・・・
「キラキララビリンス」は、遊園地などでよく見る建物だった。
なんか全体的に紫っぽい。
俺たちが扉の前にいると、モニターに伯爵たちと一緒に映っていたカエルタマゴがやってきた。
目をキラキラ光らせた千秋が、カエルタマゴにずいっと顔を近づけた。
カエルタマゴは少し焦りながら千秋と距離をとる。
ざーっと説明したカエルタマゴは、逃げるようにさっさとどこかへ消えてしまった。
俺たちの所持メダルは5枚。
クリアすればかなりの特典だ。
幻想が見えるというのは少し気になったけれど・・・
まぁ、大丈夫か。
ウサギや千秋、寧々やマドカ、ライオンは先に入ってしまったようだ。
俺も入るか。
【キラキララビリンス内】
キラキララビリンスは、どこもかしこも鏡のようなきらきらと光る壁があった。
鏡かと思ったけど、姿がうつらないから鏡じゃないな。
俺はとにかくゴールを探すことにした。
チケットなども見つかり、なんだかかなり平和なアトラクションな気がした。
ライオンとマドカはなぜあんなに不安そうだったのだろうか。
どうってことない普通のアトラクションだろうに。
そう、思っているときだった。
するどい悲鳴が聞こえた。
返事はない。
絶対にどこかでウサギがいるのに・・!
というか、なにかがおかしいぞ。
俺はある程度回ったはずなのに、一度もほかのやつと出会わない。
全員もう脱出した?
いや、そんなわけない。
俺は慌ててもと来た道を逆走していった。
【寧々side】
いくつかのなぞ解きをして、私はキラキララビリンスをどんどん進んでいった。
簡単なアトラクションだった。
あとはゴールするだけかな。
ふと、一枚の壁が気になった。
鏡のようだとは思っていたけれど、それは鏡だった。
私は自分がうつる鏡に手を触れる。
異変が起きたのは、その時だった。
鏡の中の私が、にっと笑う。
「怖がらないでよ」
鏡の中の私は言った。
「君は私。私は君。君の本音、全部教えてあげる。」
逃げようとしたが、すでに時遅し。
同時にあちこちでも、悲鳴が上がるのが聞こえた。
わぁ中途半端☆
なんか大変そうだね
がんばれみんなぁ






![# 攻略対象より悪役に惚れました . [ 冬司ver ]](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-converted-images/p/463Ienje96SMnaxqeg7tvIaFh9p1/cover/01K566339R5TNCGP01WCWNSK9G_resized_240x340.jpg)





編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。