ころんの部屋
部屋に入ると
部屋全体が赤く染まっていて
真ん中にころんが倒れていた
俺はいそいで走りころんを抱き上げた
ころんは頭、喉を打たれていた
ころんの声、笑顔、全部を無くして俺はとっても悔しかった
俺ら2人は床に崩れ落ちころんを抱きしめた
弟2人が生まれてきてからころんと遊ばなくなった
ころんは日が変わるたびに家族の存在、輪から外れていった
毎日一人で食べるご飯は美味しくなかったろう
それでも頑張って我慢したころんはとってもいい子だった
怪我しても全部我慢してたよな
こんなちっこい体で
色々
ごめんな…
ころんはだんだん頬が冷たくなり
体温は感じなかった
そのの感じを見るところんはもうなくなっているだろう
ピーポーピーポ
救急車がきた
多分なな兄が呼んだんだ
それでも俺はころんを一切離さなかった
病院
俺らが聞いた話は喉をやられ死亡が確認された
ころんは俺らが味わったことの無い恐怖、痛みを味わった
俺はころんの手をずっと握り看護師さんに抱っこをしてもいいか聞いた
許可をとりころんを抱きしめた
ころんは小学生の体重か!と思うぐらい軽かった
お誕生日おめでとう𝑯𝒂𝒑𝒑𝒚 𝒃𝒊𝒓𝒕𝒉𝒅𝒂𝒚













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!