第47話

47 目黒side
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2025/08/31 09:00 更新
「あー…結局皆集まっちゃったな」




ついこの間この家にメンバーが集合した時のように、皆リビングの思い思いの場所で座ったり立っている



前と違うのは、ここにラウールがいることとあなたがいまだに寝ていることだろうか





岩「いや、来るでしょ。佐久間のLINEが本当いつも良くない」




ラ「めめここにいていいの?現場にいる時間じゃん」




「まじであと10分くらいしかここいれない。…だからふっかさん、早速説明よろしく」






それまで見ていた彼女の寝顔から視線を上げると、難しい顔をしたふっかさんが天井を見ていた





深「んー…時間もないし手短に話すわ。あなたちゃんが俺の血を飲んだ。包丁で手をざっくり切っちゃって、結構出血しちゃったんだけど…その瞬間から様子がおかしくなって、気付いたら血やら怪我のところやらを舐め尽くされてた」




阿「…ん?怪我を治すためにってことだよね?」





深「結果的に怪我は治ったんだけど…何て言うか、こちらの声も届かないくらい無我夢中で血を飲んでたんだよ。それはもう美味しそうに、さ」






血を飲んだ?



血って飲んでも大丈夫だっけ?




恐らく皆もそう思っているのか、不思議そうな顔をして考え込んでいた






宮「…それで、血を飲んだ後に寝ちゃったの?」





深「あー…うん、ちょっとした事故で倒れた時にやっと口が離れて。その後すぐ確認したらもう寝てたんだよね」





渡「本当に血なんて飲んだのか?舐めただけじゃなくて」





「…顔色が良くなってるから、本当に飲んだんじゃない?ほら」





貧血持ちの彼女はいつも青白い顔をしていたけど、今はピンクの頬を携えてすやすやと眠っている




こんなに血色の良い顔は見たことないかも







「貧血持ちだから、いつも顔色悪かったし」





向「ほんまや!確かめめが最初見つけたときも貧血で倒れとったらしいしな」




ラ「あの、さ…俺は見たことないからあれなんだけど、話し聞いてる限り怪我治したり血飲んだり…普通の人間ではないように感じるんだけど。危なくないの?ふっかさん血飲まれちゃったんでしょ?このまま一緒にいたら皆血飲み尽くされて死んじゃうかもよ?」







ラウールの言葉にリビングに静寂が訪れた













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