タイトルは『隕石衝突』
内容はそのまま。
地球に隕石が衝突するらしい。
アメリカの天文台が発表する前に一般の天文マニアが発表した。
「なにこれ…」
「しかも明日落ちるの?」
私死ぬの?
いや、みんな死んじゃうの?
頭が混乱する。
それこそ隕石が衝突したみたいに。
あぁ。そうだ。教室に行って教えてあげないと。
私はふらふらと階段を降りて自分の教室に向かう。
ドアをスライドさせるとみんな私の方に目線を向ける。
教卓にいた先生も突然戻ってきた私にびっくりしたようだ。
しかし今はそんなことどうでもいい。
「みんなみた?隕石の動画」
いつも目立たない地味な私が朝教室から出ていき突然戻ってきてこんなことを言う。相当珍しかったのだろう。
みんなすぐに動画を見た。
すぐにクラスは騒がしくなった。
先生も職員室へと走っていく。
『これからこの動画でお話するのは地球に隕石が衝突することについてです』
『私はしがない天文マニア。
これからお話しよう。
地球滅亡まであと1日。』
『その隕石はもとから落ちると騒がれていたがその軌道から何らかの理由で外れてしまった。
早くついてしまう軌道へ変わったんだ。』
『どうやらアメリカの天文学者たちは今になっても発表しない。
だから僕が発表しよう。最期の時間は長いほうがいいと思うんだ。』
『地球最期の1日に幸あれ』
そこには地球に降る予定とされている隕石についてのレポートが映し出された。
その連盟の名は、アメリカの天文台、及び天文学者。
明らかなリーク情報だった。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。