階段を降りて、適当な水道で持っていた水鉄砲に水を入れる
見回り中の他の奴らももうやられてるかもしれない
今日は...柊が出てたから多聞衆...急がねばと思い
榎本に電話をかけたけど、少し遅かった様だ
話を聞けば、獅子頭連の頭取...兎耳山が1人で動いている様だった。目的は、風鈴高校だともきいた
状況だけ説明してもらって電話を切った
周りの音も聞こえていたが想像以上に余裕がない様子だった
当たり前だ、風鈴生徒は2、3...多くても5人程度の
小さなグループを作って一度にたくさんの場所を見回りする様にしている
そんな少人数の時に他の...しかも力の絶対信仰なんて
ものを謳っているチームの頭取が襲ってきたら
余裕なんてない様なものだろう
応援には行かない、行っても無駄だ
きっと兎耳山は満足するまで止まらない
それに多分あいつは街を壊さない、壊す理由がない
だったらここで兎耳山を待つ
来ないなら来ない方がいい、だが期待しても仕方がない。校舎の外へ出て、兎耳山がくるのを待つ事にした
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あーあ...来た
本当に1人で来た、しかもご丁寧に風鈴の生徒1人
ボコって持ってきやがった
本当にうるさい、メガホンなんてどこから持ってきたのか無駄に用意がいい。これで大きな声を出したら
流石に梅宮は、他の生徒も気がつくだろう
獅子頭連は本気で喧嘩を売りにきたのだ















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。