「だって今日は...」
『うん』
「僕たちが初めて会ったあの日からちょーど2年だよ!」
『うそーー!!!』
「本当だよ。あなたが初めて来たライブは2年前のちょうど今日やってた」
『覚えてたの?』
「当たり前じゃん!あの日がなかったら今こうやってあーんだってしてないんだよ?」
『てっちゃん...』
『ウレシーーーー』
あなたちゃん嬉しさのあまり大号泣。
「あーもう泣かないでよー。せっかくの可愛いお顔が台無しじゃんかー」
『だってーー』
「わかったわかった。ヨシヨシ」
あなたちゃん今頭をなでなでしてもらってます。
「ていうかさ、やっと僕の名前言ったね。」
『ふぇ?』
「なんだよその返事はㅋㅋかわいいな♡」
『私、言ってなかったっけ?』
「うん。言ってない。まだみんなに僕のことしょーかいしてない」
『...。ごめん。忘れてた。』
「ひどーい!あなたちゃん。彼氏のしょーかいくらいちゃんとちて!」
↑
「ちて!」とか可愛すぎか。
『わかったよ。今からするね?』
え っ と 。
あ ら た め て 。
私 の 彼 氏 。
私 は て っ ち ゃ ん っ て 呼 ん で る ん だ け ど 。
き む て ひ ょ ん っ て 言 い ま す 。
今 、 え っ て 思 っ た 人 い な い ?
い る よ ね 。
そ う で す 。
私 の 彼 氏 。
あ の き む て ひ ょ ん で す 。
防 弾 少 年 団 の V く ん で す 。
4 次 元 テ テ ち ゃ ん で す 。
ち な み に 私 は army で テ テ ぺ ン だ っ た ん で す 。
な ん で 付 き 合 っ た と か 言 っ て た ら 長 く な る か ら 言 わ な い け ど 。
い ろ い ろ あ っ て 今、♡ ♡ で す 。
『どう?てっちゃん。ちゃんとしょーかいしたよ?』
「いいけどー。忘れてたの?」
『う、うん。ごめんね?許ちて?』
「じゃーあー。ぽっぽしてくれたら許しゅ♡」
『なんでそうなるのー』
「いいじゃんかー。あなたぽっぽしたくないの??」
『そーいうわけじゃないけど...』
「じゃあぽっぽちて♡」
『もーしょーがないなー』
この後2人がどんな感じでイチャついたのかは2人だけのヒミツ♡
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!