第18話

間違い
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2025/12/30 06:00 更新
阿部side



ーー職員室での一件から数日後ーー

最近は毋とも佐久間とも距離がぎこちなくなった。
僕が人間関係に苦労している間に、周りの空気は確実に変わっていた。

廊下を歩くと、聞こえていないつもりなのか、ヒソヒソと声が聞こえてくる。
クラスメート
また佐久間に助けられたんだって!
クラスメート
弱っ!
クラスメート
母親に管理されてんの、キツー!
佐久間を刺したやついじめっ子は、停学処分を喰らっているらしいが、この問題いじめは元凶がいなくなっても、解決しなかった。

少しはマシになったはず?

けれど、あいついじめっ子がいた時と同じく、

机に入っていたはずの教科書はなくなり、
授業中は背中に紙屑が飛んでき、
僕の身の回りのものには、知らない落書きが増えていった。



マシになると思った僕が間違った。
前より、ひどい。





それに、僕は気づいている。
母と口論したあの日、
佐久間が扉越しに見ていたあの日、
『弱みを見せた』
そう思われたのかもしれない。

だけど、自分の辛いを誰にも言えなかった。
母に言えば、「ほら、だから言ったでしょう?」と言われるのはわかっていたし。
佐久間に言えば、無理をして動くのもわかっていた。
阿部亮平
阿部亮平
また無理させてごめんね、佐久間。
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ーー昼休みーー

屋上へ続く階段を登り、膝を抱える。

そこへ、違う足音が続く。
阿部亮平
阿部亮平
佐久間、、、?
振り返ると、まだ本調子とは言えない佐久間が立っていた。
制服の下からは包帯が見えていて、無理して来たのは一目でわかる。
阿部亮平
阿部亮平
こ、来なくていいよ。休んでなきゃ、、、
佐久間はゆっくりと近づき、顔を伏せる僕の横に腰を下ろした。
佐久間大介
佐久間大介
、、、ねぇ、、最近、何があったの?
静かな声。
追い詰めるわけでもなく、責めるわけでもない。
ただ心配している声。

その暖かさがまた、僕の喉をしめる。
阿部亮平
阿部亮平
、、、な、何でもないよ、、
佐久間大介
佐久間大介
本当に?
佐久間は優しいけれど、逃さないという目をしていた。
佐久間大介
佐久間大介
、、、今日さ、靴箱見たんだ。
佐久間大介
佐久間大介
阿部ちゃんの上履き、、濡らされてたでしょ?
肩が震える。
隠してたことを、また暴かれた。
阿部亮平
阿部亮平
、、、大丈夫だよ。慣れてるし、、
変なところで切って、ごめんなさい!
ギリ1000文字届かなかった〜(泣)
♡、☆、コメントなど、してくれると嬉しいな〜♪

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