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第24話

ライバル出現④
放課後。
春名あなた
春名あなた
れ、廉くん、い、一緒に帰・・・・・・
永瀬廉
永瀬廉
今日急ぐから
春名あなた
春名あなた
・・・・・・・・・
必死に追いかけてくるあなたの横をすり抜けて、廉は一人教室を出ていった。

そこまで徹底的に無視されれば、あなたの勇気もくじけてしまう。

でもいったい自分の何が悪かったのか分からなくて、キュッと下唇を噛みしめた。

二人の様子を見ていた美桜と海人も、心配そうに近ずいてくる。
今田美桜
今田美桜
あなた、廉となんかあった?
美桜に尋ねられ、あなたはゆるゆるとかぶりを振る。
春名あなた
春名あなた
・・・・・・きっとまだ私がダメダメなことしちゃったんだと思う・・・・・・
髙橋海人
髙橋海人
そんなことで廉はあーならないでしょ。原因はあなたじゃないね
春名あなた
春名あなた
・・・・・・
海人の予想を聞いて、あなたはますます廉のことが分からなくなった。

原因が自分じゃないなら、何をそんなに怒っているんだろう?

全く心当たりがなくて、あなたは途方に暮れるしかなかった。
















































あなたを無視した廉は、ムスッとしながら昇降口前の大階段を降りていた。

すると踊り場付近に、会いたくもない奴を発見する。




































































               それは紫耀。
別の高校に通うはずの紫耀が、なぜか廉たちの高校までやってきていたのだ。

下校中の女子生徒も「あれ誰?」 「超イケてる!」と騒いでいる。
永瀬廉
永瀬廉
・・・・・・不法侵入かよ
平野紫耀
平野紫耀
あなたちゃん、迎えに来ただけだよ
永瀬廉
永瀬廉
はぁ?
そのまま紫耀の前を通り過ぎようとした廉だったが、
聞き捨てならないセリフに思わず足を止める。
平野紫耀
平野紫耀
聞いてない? オレ、あなたちゃんの家庭教師なんで。 お迎えはサビース
永瀬廉
永瀬廉
・・・・・・・・・
━━━━聞いてねーし。
昨日の夜、家の前で二人が話していたのはそういうことだったのか、と、
廉はイライラしてくる。
永瀬廉
永瀬廉
アイツ、ゴミだし教えても無駄じゃね?
平野紫耀
平野紫耀
全然。夕べも飲み込み早かったし、オレたち相性いいかも♪
永瀬廉
永瀬廉
・・・・・・・・・
廉が何を言っても、紫耀はマイペース。
いや、それどころかやっぱりあなたにちょっかいを出そうとしている。

廉は下りかけた階段を引き返すと、
































































































































━━━━ドンッ!
紫耀を脅すために、その体を無理やり壁に押しつけた。
永瀬廉
永瀬廉
あんた、ゴミ漁るの趣味なんや?
平野紫耀
平野紫耀
あのさ、ゴミとか言うのやめたら? ていうか、わざとやってるよね?
あなたちゃんに自信失わせるために
永瀬廉
永瀬廉
・・・・・・
しかし廉の考えなど、紫耀にはお見通しのようだ。
平野紫耀
平野紫耀
オレはホメてのばすタイプ。なんで、カテキョは続けるから
紫耀はにっこり笑って、廉の手を下げさせた。  

その余裕の笑みを見て、廉はとうとうキレる。
永瀬廉
永瀬廉
いいか・・・・・・あいつをイジメていいのは俺だけで、
あいつを好きになっていいのも俺だけなんだよ!
平野紫耀
平野紫耀
すごいジコチュー発言。あなたちゃんの気持ちは無視なんだ?
廉の気迫に紫耀も負けていない。真正面から怒りをぶつけられても、その笑顔で受け流す。
永瀬廉
永瀬廉
お前みたいな妙な虫がつかないように守ってんねん!
平野紫耀
平野紫耀
だとすると守りが甘いね。あのビジュアルであの性格って、
ギャップ的には最強だよ?オレ、ツボったし
永瀬廉
永瀬廉
あいつはオレのモンや!
平野紫耀
平野紫耀
大事なのは、あなたちゃんがどう思ってるかでしょ
永瀬廉
永瀬廉
・・・・・・・・・っ!
正論を言われて、廉はカッとなった。
肩にかけていたカバンを放り出し、紫耀の胸ぐらをグッとつかむ。
まさに男と男のプライドを賭けた、ガチバトル!
下校中だった他の生徒も二人の険悪な空気に驚いて「ケンカ!?」と騒ぎだした。
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一旦切りますー