第2話

私の名前は、
2,843
2023/01/07 15:00
"あの日"から数年が経ち、
私は第104期訓練兵団に入団した。
キース・シャーディス
キース・シャーディス
只今より第104期訓練兵の入団式を行う!私が運悪く貴様らを監督することになったキース・シャーディスだ。貴様らを歓迎する気は毛頭ない。今の貴様らはせいぜい巨人の餌になるしかないただの家畜、家畜以下の存在だ!そんなクソの役にもたたん貴様らを我々が3年かけて鍛え上げる。巨人と戦うすべを叩き込んでやる!3年後貴様らが巨人の前に立った時、ただの餌のままかあるいは王を守る栄誉ある壁となるか。または巨人を駆逐する栄光ある人類の兵士か、貴様らが決めろ!!
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
(私はなってやる。
巨人を一匹残らず駆逐してやる)
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キース・シャーディス
キース・シャーディス
おい、貴様!
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
ハッ!
キース・シャーディス
キース・シャーディス
貴様は何者だ!
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
シガンシナ区出身アルミン・アルレルトです!
キース・シャーディス
キース・シャーディス
そうか、馬鹿みてぇな名前だな!
親がつけたのか!
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
祖父がつけてくれました!
キース・シャーディス
キース・シャーディス
アルレルト、貴様は〜〜
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
〜〜!〜〜〜〜!
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
ふぁぁ
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
(長いなぁ、いつ終わるんだ?)
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
(え?こっち来たんだけど)
キース・シャーディス
キース・シャーディス
貴様!
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
ハッ!
キース・シャーディス
キース・シャーディス
貴様は何者だ!
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
ゼイト村出身アラナ・エヴァンです
主だよ☆
主だよ☆
適当に考えた村です。あんまり気にしないでください┏○ペコッ
キース・シャーディス
キース・シャーディス
貴様はここへ何しに来た!
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
私は……
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
私はこの世から巨人を一匹残らず、この手で駆逐するために来ました
キース・シャーディス
キース・シャーディス
ならば貴様には巨人の餌になってもらおう!
キース・シャーディス
キース・シャーディス
7列目は後ろを向け!
ザッザッ


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コニー・スプリンガー
コニー・スプリンガー
あの芋女まだ走らされてるぞ
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
すごいなぁ、5時間ぶっ通しかぁ
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
でもさ、死ぬ寸前まで走れと言われた時よりご飯抜きって言われた瞬間の方が悲壮な顔してたよね
コニー・スプリンガー
コニー・スプリンガー
ダウパー村って、たしか山奥にある少人数の修行民の村だよな
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
あれは?
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
脱落者だよ。
開拓地への移動を願った奴ら
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
そんな、まだ初日なのに
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
仕方ないよ。
力のない者は去るしかないんだから
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
あぁ、そうだな
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
って、お前名前は?
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
あ、私はアラナ・エヴァン。
よろしくねニコッ
 



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エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
だから見たことあるって
周りの人達
おぉ
男の人
男の人
ほ、本当か?
男の人
男の人
どれくらい大きいんだ?
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
壁から顔を出すくらい
男の人
男の人
俺は壁を跨いだと聞いたぞ!
女の人
女の人
私の村でも
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
いや、そこまでデカくはなかった
女の人
女の人
どんな顔だったの?
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
皮膚がほとんど無くて口がデカかったな
男の人
男の人
鎧の巨人は?
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
そう呼ばれてるけど、俺の目には普通の巨人に見えたな
男の人
男の人
じ、じゃあ普通の巨人は?
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
ッッ!
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
もうそこら辺でやめなよ
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
エレンも聞いてる私達だって思い出したくないことはあるんだ
コニー・スプリンガー
コニー・スプリンガー
すまん!いろいろ聞いt
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
違うぞ!巨人なんてな実際大したことねぇ。俺達は立体機動装置を使いこなせる様になればあんなの敵じゃない!
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
やっと兵士として訓練できるんだ、さっきは思わず歓喜余っただけだ
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
俺は調査兵団に入ってこの世から巨人を駆逐する!奴らをぶっ殺して、
ジャン・キルシュタイン
ジャン・キルシュタイン
おいおい、正気かぁ?








ジャン・キルシュタイン
ジャン・キルシュタイン
まぁ、悪かったよ。あんたの考えを否定したい訳じゃないんだ
ジャン・キルシュタイン
ジャン・キルシュタイン
これで手打ちにしよう
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
あぁ、おれも悪かったよ
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
あ、エレン待って!
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
ん?おう
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
なんかさぁ、お前って男みたいだよな
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
ん?なに?(圧)
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
なんでもない((即答
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
そーいや、お前はどこに入りたいんだ?
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
私はエレンと同じ、調査兵団
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
なんでだ?
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
それは………
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
あ、なんかすまん
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
いや、大丈夫
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
私は巨人に家族が、友達が喰われたんだ……
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
だから、私は今まで1人だった。
孤独だった
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
…………………
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
だから、だから、二度とこんな目に合わないように私はこの手で一匹残らず巨人を駆逐するんだ!!
ビリビリビリ!
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
ッッッ?!
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
(な、なんだこれ!?)
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
…………大丈夫?
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
あ、あぁ。大丈夫だ
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
…………そう
ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
エレンッ!
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
ミ、ミカサ
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
あなたは…?
ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
……私はミカサ・アッカーマン
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
私はアラナ・エヴァン、よろしくね!
ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
よろしく
な、なんかミカサからエレンに近づくなオーラが…
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
大丈夫だよ、ミカサからエレンは取らない
ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
パァァァ
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
(か、可愛い)
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
とゆーか、いらないから
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
おい!それは流石に酷くないか?!
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
あははは!ごめんごめん
ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
プププッ
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
おい、ミカサ?!


その頃、ジャンは…………
ググッ ←拭いた音です。全然似てないけど……許してちょ☆
コニー・スプリンガー
コニー・スプリンガー
お、おい!お前なに人の服で!何拭ったんだお前!?
ジャン・キルシュタイン
ジャン・キルシュタイン
…人との信頼だ
コニー・スプリンガー
コニー・スプリンガー
はぁ?

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