夢主sideで書いていきますが、セリフ超少ないです…!by主
あなたdside
夜の空気は重く、静かすぎて、胸のざわつきだけがいやに大きく響く。
呼吸は浅く、視界はぼやけ、何を考えても全部「だめだ」で塗りつぶされる。
スマホを握りしめたまま何時間も動けなかった。
…震える指で、ようやく送れたのはたった四文字。
送った瞬間、心臓がひりっと痛んだ。
「また迷惑かけた」「重いって思われる」
そんな言葉ばかりが頭を締めつけて、涙がじわっとこぼれる。
──ピンポーン。
身体がびくっと跳ねる。
…でも、次に聞こえた声で全身が固まった。
震える手でドアを開けると、走ってきたのが分かるくらい、彼は息を切らして立っていた。
その声を聞いた瞬間、膝が崩れた。
しゃがみこんだ私を見て、彼の表情が一気に変わる。
すぐに隣にしゃがみこんで、肩にふれてくる。
その手があたたかくて、逆に泣けた。
呼吸が乱れ、胸が締め付けられて、言葉にならない苦しさが喉に詰まる。
彼の声は震えていて、それが余計に胸に刺さる。
耳元でささやくように聞かれて、私は小さく頷いた。
すぐに、彼がぎゅっと抱きしめてくる。
背中をゆっくり撫でる彼の手に合わせて、少しだけ呼吸が楽になった。
その優しさに、涙が次々あふれて止まらない。
彼が静かに聞く。
私は顔をあげられないまま、かすかに頷いた。
すると彼は膝をついて、私の手を包み込むように強く握った。
その言葉に胸の奥がじわっと熱くなった。
震える声で言うと、彼はすぐに否定する。
優しくて、温かくて、必死で。
その全部が苦しい心に染み込んでいく。
彼はそっと私の頬に触れ、涙を拭った。
その言葉が胸の奥の暗いところに届いて、じわっと光が差し込んだ気がした。
その言葉と、彼の腕の温かさに包まれて、ようやく呼吸が深く吸えた。
──限界の夜を、ひとりで過ごさなくてよかった。
どうも皆様こんばんは!夜に覚醒です。
どうでしたかー?一通り、全員書けましたね!感想やリクエストお願いします!書きますので!
…ところで、どれぐらいこの短編集を読んでくれている人居るんですかね?もっと色んな人に見てもらいたいっていうのはあるんですけど、、フォロワー様!見てくれていますか?まず知らないって方も居るかもですけど笑
誰にも読んでもらえなかったら悲しいんで、出来る方、いいね、とコメントお願いします!(Web版は確か無理だったはず…)
それではまた次のお話でお会いしましょう!














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!