第5話

限界の夜を...
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2025/11/17 05:23 更新
夢主sideで書いていきますが、セリフ超少ないです…!by主

あなたdside
夜の空気は重く、静かすぎて、胸のざわつきだけがいやに大きく響く。
呼吸は浅く、視界はぼやけ、何を考えても全部「だめだ」で塗りつぶされる。

スマホを握りしめたまま何時間も動けなかった。
…震える指で、ようやく送れたのはたった四文字。
(なまえ)
あなた
『無理かも』
送った瞬間、心臓がひりっと痛んだ。
「また迷惑かけた」「重いって思われる」
そんな言葉ばかりが頭を締めつけて、涙がじわっとこぼれる。

 ──ピンポーン。

身体がびくっと跳ねる。
…でも、次に聞こえた声で全身が固まった。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
…俺だよ。大丈夫、開けて?
震える手でドアを開けると、走ってきたのが分かるくらい、彼は息を切らして立っていた。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
間に合ってよかった……怖かったでしょ。ひとりで、こんな気持ち抱えて。
その声を聞いた瞬間、膝が崩れた。
しゃがみこんだ私を見て、彼の表情が一気に変わる。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
…大丈夫、大丈夫だよ。ここにいる。俺がいる。
すぐに隣にしゃがみこんで、肩にふれてくる。
その手があたたかくて、逆に泣けた。

呼吸が乱れ、胸が締め付けられて、言葉にならない苦しさが喉に詰まる。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
しんどいね。……ずっと、頑張ってたんでしょ?
神宮寺勇太
神宮寺勇太
泣いていいよ。強がらなくていい。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
苦しいって言えたの、偉かったね…
彼の声は震えていて、それが余計に胸に刺さる。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
無理って言ったら、来てくれないかもって思った?
耳元でささやくように聞かれて、私は小さく頷いた。

すぐに、彼がぎゅっと抱きしめてくる。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
そんなわけないじゃん。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
何回でも行くよ。何時でも、どんな状態でも。あなたが苦しいって言ったら、俺は迷わず駆けつける。
背中をゆっくり撫でる彼の手に合わせて、少しだけ呼吸が楽になった。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
言葉が出ないなら、何も言わなくていい。分からない気持ちのままでもいい。今はただ……しんどかったね、って俺が言うから。
その優しさに、涙が次々あふれて止まらない。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
…怖かった?
彼が静かに聞く。

私は顔をあげられないまま、かすかに頷いた。
すると彼は膝をついて、私の手を包み込むように強く握った。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
ひとりで怖がらせて、ごめん。もっと早く気づけばよかった。…今日だけじゃなくて、これからも……しんどい時は、絶対に俺を呼んで。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
俺は君の負担になりたいんじゃなくて、味方でいたいんだよ。
その言葉に胸の奥がじわっと熱くなった。
(なまえ)
あなた
ごめん……迷惑じゃ……
震える声で言うと、彼はすぐに否定する。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
迷惑なわけない。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
“頼ってくれた”って思えることが……俺にとっては、すごく嬉しいんだ。
優しくて、温かくて、必死で。
その全部が苦しい心に染み込んでいく。

彼はそっと私の頬に触れ、涙を拭った。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
君は壊れてなんかない。ただ、たくさん頑張りすぎただけ。今日はもう無理しないで。俺がずっとそばにいるから。
その言葉が胸の奥の暗いところに届いて、じわっと光が差し込んだ気がした。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
眠れるまで、ここにいる。
眠れなくてもいいよ。一晩中でも話すし、黙っててもいい。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
あなたが落ち着くまで、絶対に離れない。
その言葉と、彼の腕の温かさに包まれて、ようやく呼吸が深く吸えた。
──限界の夜を、ひとりで過ごさなくてよかった。
(なまえ)
あなた
神くん、、ありがと…!泣
どうも皆様こんばんは!夜に覚醒です。
どうでしたかー?一通り、全員書けましたね!感想やリクエストお願いします!書きますので!
…ところで、どれぐらいこの短編集を読んでくれている人居るんですかね?もっと色んな人に見てもらいたいっていうのはあるんですけど、、フォロワー様!見てくれていますか?まず知らないって方も居るかもですけど笑
誰にも読んでもらえなかったら悲しいんで、出来る方、いいね、とコメントお願いします!(Web版は確か無理だったはず…)

それではまた次のお話でお会いしましょう!

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