第3話

Prologue
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2024/07/06 12:35
世界は皆が思っている以上に広い。

当たり前だが、生まれた環境や住んでいる場所、地位で格差が生まれる。

そんな世界で上位層、いわゆる「巣」に私は生まれた。

その巣は都市の中でも比較的安全で、満足な生活ができた。


そんな平穏な日々に突然、何処かの巣か何かは知ったこっちゃ無いが何かが崩れ、煙戦争が起きた。

幸いにも私ら家族が住む家は巻き込まれずに済んだ。


….だが煙戦争により、都市には薄汚い煙が蔓延していた。

そんな時生まれた環境に優しいエネルギー会社こと翼の一部、L社のおかげで環境は平穏になっていった。

私は少しの興味とエリートへの憧れにより、この会社への就職を決めていた。

「どんな先輩がいるのだろう」「どんな環境なのだろう」

内定を貰う前、私はそんなことを考え温かい部屋で眠りについた。
🟥この小説はこの文章形式が恐らく続きます。


⚠️⚠️【リノ[09]】の時系列は【黄昏に哭け・哭く】のかなり後になっています。⚠️⚠️

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