第6話

4話
152
2024/07/03 11:00
























-病院へ行く日-
あなた
休みの日に病院か、、
ゆっくりしたかったな...


ぼそぼそ言いつつ支度をした
服です








あなた
もう夏か、、早っ
気づけばもう暑くなってきて

時間の流れの速さを感じた
















-病院-
カラン🔔
受付の人
こんにちは
あなた
あっ、こんにちは

病院へ入ると すぐに挨拶してくれた
受付の人
あなたちゃん久しぶり
あなた
お久しぶりです笑
受付の人
私しばらく休んでたけど
ちゃんとここ来てた?
あなた
はい、ちゃんと通ってました
受付の人
なら良かった笑
いつもと同じで大丈夫?
あなた
はい、お願いします
受付の人
じゃあ、そこの椅子で少々お待ちくださ~い
あなた
ありがとうございます


いつもの受付の人

患者さんが来た瞬間どの人格なのか判断しているらしい



例えば、、家出る時に別人格だったら いつもと服が違う

人格ごとに服の好みやサイズ感、ジャンルが違う

病院に着いた時には人格が変わっていても

ある程度 交代頻度が分かるらしい

受付にあるパソコンには患者さんの顔写真、

その人の こと細かい情報があるらしい

普段は温厚な人でも別人格さんはキレやすい性格だったりと

周りの患者さんにも配慮をしてくれている
私は言われた通り 椅子に座り雑誌を読んでいた




数分経ったくらいだろうか、、
っざけんな!
あなた
っ!?

奥の方の部屋から怒鳴り声が聞こえてきた
病院の先生
落ち着きましょう!大丈夫ですから
離せ!触んな!
あなた
患者さん、?
患者さん
こんな所 2度と来ねぇ!!
病院の先生
座りましょうか

怒りながら出口の方へと向かう患者さん

凄く優しそうな顔をしている人だったから

尚更怖く感じた
患者さん
あ"っ!!
あなた
、、
病院の先生
大丈夫ですよー!

突然頭を抑え屈んだ

多分交代なんだろう
患者さん
あぁ.....
病院の先生
気分はどうですか?
患者さん
なんか、、すみません
病院の先生
いえいえ
お薬出しておきましょうか
患者さん
はい、ありがとうございます
病院の先生
ではそちらでお待ちください
患者さん
はい

やっぱり普段とは全然違う人格さんなんだ

そう思いながら少しばかり心配した

患者さん
すみません...
あなた
いえ、大丈夫です
「すみません」そう言いながら 他の患者さんに謝っていた

しょうがない事だ

抑えられないものは抑えられない

少し怖かったけど 少なくともここに居る人達は

誰も "迷惑" だとも "謝れ" だとも思っていない



受付の人
鈴音さん
26番でお待ちの方〜
あなた
あ、はい!
受付の人
五番のお部屋へお入りください
あなた
はい


呼ばれる時は大体苗字に番号

主人格だと名前呼ばれただけで分かるが

別人格さんだと名前がそれぞれある為

自分だと思わない

だから番号も言ってくれる

とても親切だと改めて思う










ちょっと長くなりそうなので切ります!














































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