第9話

次の日の迷い。
500
2019/05/02 15:58 更新
パチリ
目を開けるといつものベッド。
昨日はたしか...
ユキ
ユキ
あ‼
起き上がろうとしたが、頭に激痛がはしって倒れてしまった。
ゆうま
ゆうま
熱でてるんだから起きちゃダメだよ。
彼が扉を開けて入ってきた。
ユキ
ユキ
昨日はごめんなさい...
彼には凄く迷惑をかけてしまった。

彼は私のところまで歩いてきて私に言った。
ゆうま
ゆうま
謝る必要はないよ。僕も助けて貰ったんだ。お互い様さ。
彼は昨日と同じ落ち着いたやさしい口調だった。
何故そんなにやさしくしてくれるのだろうか。私は今まで_
.
──────回想─────
ほとんどのクラスメイトが話しかけてくれて。
「ユキさんこれ好きでしょ」
「今度ユキさんの好きな水族館へ行きませんか?」
でも...裏では
「国のお偉いさんだからって何でこんな気を使わなきゃならないのよ」
「¨しょうがないよ¨私達が悪いことを少しでもしたら何されるか分からないし。」
悪口を聞いてしまったときに慰めてくれていたユメも___
「あんたの家族人殺しなんでしょ‼近寄らないで‼」
なんて言われてしまった。
私にはもうやさしさなんて似合わないと思っていたのに___
何でやさしくしてくれるの______?

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