康二 side
へ、?
めめがかわいいって言った?
だ、だれを?
めめはかわいいなんて滅多に言わない
俺はまた俯いてしまう
恥ずかしいねんて
あんまこっち見んで、、、
何笑っとんねん、、、
俺の反応を面白く思ったのか、めめはさらに俺を攻めてくる
俺は顔を赤く染める
好きだから、なんて言えへん
今までの関係を崩してしまうのが怖い
それに、男同士やし
気持ち悪いなんて言われたら立ち直れる気せーへん
俺がそんなことを考えているとめめは真っ赤な俺の耳に触れてきた
やばっ変な声出てもうた、、
めめは俺の耳元でそう囁いた
ぞわっとして鳥肌が立つ
耳はあかんやろ、、
俺の耳にふっと息を吹きかける
は、はぁ?
嬉しそうちゃうやろ!!
こっちは焦ってんねん
好きな人にこんなことされたら、、
俺は少し震えながらゆっくりめめの方を見る
めめの熱い瞳に見つめられて頭が真っ白になる
好きという気持ちが止まらない
すき、、すき、だいすき
めめ、、、
俺は好きと言いかけた瞬間我に返った
あぶな、、好きって言うとこやった、、
俺が焦っているにも関わらずめめは只管に攻めてくる
もう言ってしまおうか
でも、嫌われたりなんかしたら、、、
俺は嫌われた時のことばかり考えてしまった
涙が溢れてくる
あんなに、今まで一緒にいたのに今日で終わってしまうかもしれない
それでも俺は想いを伝えたかった
なんでなん
涙が止まらへん














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。