目黒 side
マジで危なかった
好きな人の赤面を見て思わず身体は反応してしまった
康二があんな、あんなに可愛い顔をしていただなんて思っていなかった
いや可愛いのは知ってるけどね、もともと
俺はずっと康二が好きだ
バックで踊らせてもらった時もずっとずっとカメラなんかよりも康二に集中していた
同じグループになれた時は喜びと不安が押し寄せてきた
俺は康二を恋愛対象外として見ることが出来るのだろうか
という不安と
康二と歌って踊ってバラエティも出来るという喜びと幸せがあった
でも、何にせよ俺にとっては都合が良かった
1番近くで見守ることが出来る存在になれたから
どこにいても康二の匂いがする
今座っているソファもそこに置いてあるクッションもボディソープの匂いもそうだった
まるで全身が康二に包まれているみたいだ
ソファの前にある机に康二のパジャマらしきものが置いてあった
下着が1番上にあってなんだか興奮してしまう
心を落ち着かせた俺は康二の服を持って洗面所まで歩く
うわ待ってほんとにかわいい
声がまずえろいよね
身体を洗う水の音すらえろく感じる
え、AVですか?
なんてボケてみる
ほんとに思ってることなんだけどね
自分のモノが反応してしまう前にリビングに戻る
なんて言って頭を抱える
しばらく経つとドライヤーの音がした














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!