康二 side
俺はめめが食べる姿をじっと見つめる
こうして話しているうちにあっという間に食べ終わってしまった
俺は少し大きめのパーカーと俺が履いて少し丈が長かったズボンを洗面所まで持っていく
浴槽のドア越しにぼやけて見えるめめの身体
湯気で包まれている身体はとても大きく、かっこよかった
好きな人の身体を見ただけでのぼせたように熱くなる
頬が赤い自分が鏡にうつりさらに恥ずかしくなる
そう分かっていたのにやっぱり目が離せない
数分間ドア越しのめめを眺める
俺は慌てて出ようとするも、焦りすぎて洗濯かごをひっくり返してしまった
洗面所に大きな音が鳴り響く
めめは慌ててドアを開ける
あかん、今めめを見たら、、
あかんってほんまに、、
見上げると顔が赤いのがバレてまうっ
なかなかめめの方を見ない俺を心配しためめは半ば無理やり俺の顎を掴んで顔を上げた
下半身をタオルで巻き、上半身がまる見えなめめが俺の目線に合わせて座っている
そんなめめに赤面を見られてしまい、俺は恥ずかしさのあまり泣きそうになってしまう
変なことを聞かれるんじゃないかと思い、焦った返事をしてしまう
、、、え、?めめ優しすぎん?
涙目で赤面の人を見てもこんなに心配してくれるん?
普通だったら変な目で見てたとか疑うと思うねんけど
今度こそ怪しまれるっ…
やさしーーーー
まさかの疑わない
どこまで出来た男やねん
ちょっと心配になるくらいやで
なんて信じ難い言い訳
やっぱ優しい
俺の隣空いてるんでぜひ彼氏になってください
なんて思ってしまう
めめは浴室に戻り、俺もリビングに戻った
なんて考えていたらめめがお風呂から上がってきた
俺は早歩きで浴槽まで行った














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!