第49話

▶︎第46話 悲劇は突然に
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2026/01/25 02:51 更新
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
あなた!!
あなた
え?
部屋に飛び込んできたのは師範だった。
師範の顔には涙が流れていた。
あなた
し、師範どうしたのですか?
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
あ、あのね
泣きじゃくり過呼吸になっている師範をあなたは慰め話を聞いた。
あなた
落ち着きましたか?
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
うん...ごめんね
あなた
全然大丈夫です
あなた
それで、どうしたのですか?
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
れ、煉獄さんが、死んじゃった...
あなた
...え?
あなたは驚きのあまり息が止まってしまった。
あなた
(なんで、どういうこと)
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
上弦の参に遭遇して...
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
それで...
あなたは全く話が入ってこなかった。
一点を見つめ、ただひたすら涙が零れていた。
あなた
そ...んな
あなた
そんなの、ありえない
あなたはいつの間にか部屋を飛び出してどこかへ向かった。
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
あなた!
あなた
(そんなの...あんまり)
あなたは過呼吸になりながらも必死に走り続けた。何も考えず、ただひたすら走り続けた。

幼少期、師範の鍛錬の真似をしていた時、煉獄さんはあなたをよく気にかけてくれていた。
たどり着いた先は、煉獄杏寿郎の屋敷だった。
屋敷の中には大勢の隠がいた。
遺品の整理などをしていたが、入口で立ち尽くしているあなたに気付くとこちらに向かってきた。
隠
夢柱様
そう言い、あなたに頭を下げた。
隠
申し訳ありません
隠
今は中に入れることはできません
あなたは無言でただ屋敷を見つめていた。
目には大量の涙を浮かべながら。
1ヶ月後...
あなた
久しぶり
あなた
体調はどう?
我妻 善逸
我妻 善逸
あぁ、あなたちゃんか
我妻 善逸
我妻 善逸
うん、まぁぼちぼちってところだね
善逸はそう答え、苦笑いを浮かべた。
あなたはあの任務に同行していた3人のお見舞いに来た。
あなた
...あの方の最後はどうでしたか
我妻 善逸
我妻 善逸
最後まで自分よりも周りの人のことを気にかけていたよ
我妻 善逸
我妻 善逸
本当に優しい人だよ
あなた
そっか
そう言い、涙目になりながら微笑んだ。
あなた
煉獄さんらしいや
我妻 善逸
我妻 善逸
だね
あなた
炭治郎と伊之助は?
我妻 善逸
我妻 善逸
炭治郎はもう訓練に取り掛かってるよ
我妻 善逸
我妻 善逸
自分が弱かったせいだって思ってる
あなた
そう思っちゃうのも分かるなぁ
苦笑いを浮かべたあなたは炭治郎のベットに置かれている本を見つけた。
あなた
あれは...
なぜかその書物が気になってしまい、覗いてしまった。
我妻 善逸
我妻 善逸
煉獄さんの実家に行ったらしいんだ
我妻 善逸
我妻 善逸
そこで貰ったらしい
あなた
これは...
そこに書かれていたのは日の呼吸についてだった。
夢の呼吸と同じ始まりの呼吸。
あなた
(もしかしたら、夢の呼吸について何か知っているかもしれない)
あなた
ごめん善逸
我妻 善逸
我妻 善逸
ん?
あなた
ちょっと用事ができたから行ってくる
あなた
また来るね!
我妻 善逸
我妻 善逸
あ、うん!
そう言い、あなたは飛び出し走り出した。

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